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2023年最新版【厳選】知的財産法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は知的財産法のおすすめの教科書・演習書・判例集を厳選して紹介します。

知的財産法は、基本書などが充実しており、どれが良いか迷う人も多いかと思います。

本記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

(※本記事には広告が含まれます)

 

〇最初に読む入門書としては、下記の2冊のいずれかが、おすすめです。

いずれも、全体像や基本的な考え方がよく分かります!

特許法著作権法〔第3版〕 [ 小泉 直樹 ]

 

 

2022年3月に第3版が出ました。
※レビュー(旧版含む)抜粋

初学者向けに書かれています。されど、内容は十分だと思います。これを理解してから、次のステップへ進むことになります。

特許法著作権法の概略を知るのに良い。コンパクトなテキストだが、重要な最高裁判例も適宜触れられている。標準的なテキストを読む前に、これで地ならししておくイメージで一読。2冊目にスムーズに進めそう。

 

 


入門 知的財産法〔第3版〕 
著者一人の宮脇先生は令和6年度司法試験考査委員です。

2023年に第3版が出ました。

※レビュー(旧版)抜粋

学部の講義が始まる前に読むことを推奨されていたので購入。初学者にもわかりやすくなるよう括弧書きで補足が多くされており読んでいて飽きない。サクッと基本的な知識を入れたい人にオススメです。自分が生活の中で接するものの見方がガラッと変わり、「あれなんだっけな」と何回も見直してます。

 

 

〇より詳しい基本書としては、こちらがお勧めです。

 

 

2023年に第2版が出ました!※レビュー(旧版)抜粋

分量を抑えつつ、必要なことは書かれていて好感度が高い。ところどころに著者の自説も展開されているが、その量は少なく、邪魔になるようなものではない。このあたりは他のリーガルクエスト シリーズを読んだことのある人なら想定できる内容だろう。

 

 

特許法著作権法で分冊された、こちらの基本書もおすすめです!

それぞれ450頁超・350頁超もあり、もはや「入門」ではない (;^_^A

著者の島並先生と上野先生は令和6年司法試験考査委員です!

  

※レビュー抜粋☟

 特許の勉強は、複雑な化学的な要素や工学的な要素を含むことが多いように感じます。これに対して、本書では、詳しく適度に易しい事例でよく理解できるように説明されていた。 とても分かりやすいです。 また、本書と同じシリーズの著作権法の本と構成が近く、著作権法の本と同時に勉強することでより著作権、特許の理解が深まると思います。

 

 

〇おそらく最も使っている人の多い基本書はこちらです。

  

書名のとおり「標準的な」内容で、改訂も重ねられており、安心して使えます。

単著のため、統一感があるのも良い点です。

 

 

判例集については、判例百選が定評があり、非常におすすめです。
※現状、他に良い判例集がないので、百選は必須でしょう。 

  

 

 

 

〇演習書は下記のものが、非常におすすめです。

現状、他に良い演習書がないので、こちらも必須だと思います!

  

 

※レビュー(旧版含む)抜粋

基本書などで知的財産法の基本を身に付けた人がその事案への適用の仕方を学ぶのに有用な演習書で、司法試験受験生であれば必読。

問題・解説のクオリティが高く、司法試験に直結する良書だと思います。教授と学生の対話形式の解説が読みづらいのがすこし問題かとは思いますが、内容的にはどれも非常に勉強になります。

・他の演習ノートシリーズの例に漏れず参考答案が付されています。

・司法試験科目として知的財産法を選択するのならば、マストな演習本だろう。
特許法著作権法+αを網羅しており、非常に使い勝手のいい一冊だ。
・現在知的財産法の実用的な演習本はおそらくこの一冊しか存在せず、受験生は全員購入しているので、相対評価で負けないためにも必ず購入すべきだろう。

 

 

 

〇ひと通り学習が終わった後の副読本として、下記のものもおすすめです。

 

 

※司法試験の過去問・合格答案、論点表等が掲載されており、便利です。司法試験直前まで使えます。

   

 

 

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です(^^♪

それではまた! 

基本7法のおすすめの基本書・演習書等の厳選紹介はこちら☟

 

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2023年最新版【厳選】倒産法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は倒産法のおすすめの教科書・演習書・判例集厳選して紹介します。

倒産法の本は、選ぶのが難しいと思います。私がロースクール生時代に使っていたものを中心に紹介しますので、参考になればと思います(*^-^*)

(※本記事には広告が含まれます)

 

 

入門書ですが、内容がしっかりしており、通読用の教科書としてもおすすめです。

 

 

※レビュー抜粋

・破産法・民事再生法などの日本の倒産法制をこれから学ぶビジネスマン・新入社員・法学部生・法科大学院生・実務家に最適の一冊。
倒産法制に関する基本を短時間でざっと押さえることが出来る点では、これの右に出る本はないのではないか。
法律学習の基本だが、概要を掴んで(木を見てから)、次に各論へ(枝葉をみる)という勉強の1冊目に位置する本。

 

 

より易しめの入門書としては、ストゥディアシリーズがお勧めです。

 

※レビュー抜粋

非常にシンプルでわかりやすいです。

楽しく読み進めます。分かりやすくて良いです。

絶対の必読文献とまでは思いませんが、間違いなく良著で、倒産法選択の受験生向けの入門書として有力な選択肢の一角になって行くと思います

 

 

民事再生法だけですが、こちらの入門書も非常に有益です。

東大の松下教授による隠れた良書。

 

※レビュー抜粋

この書籍はお奨め!民事再生法が平易に解説されており、しかも、200頁程度にコンパクトにまとまっている。
・はしがきにも書いてあるが、民事再生法は初学者にとって難易度が高いが、この書籍は、初めて学ぶ者からみて重要度の低い事項は省かれており、逆に重要度の高い事項は「どうしてそのような条文になっているか」から触れられている。

内容は、あっさりした記述ながら高度な内容も盛り込んでいるため、難しく感じるところもありますが、とても参考になるものだと思います(評価★×5)。

 

 

〇倒産法の良い教科書は、下記の2冊ですが、いずれも古く、入手が困難です。

中古を検討してよいかと思います。

 

個人的には最もおすすめの教科書です。

 

 

こちらの教科書もおすすめです。中古価格もリーズナブルです。

古いので、新しい判例判例百選などで補いましょう!

 

 

〇最近出た教科書の中では、次のものが最も良いかと思います。

 

 

 

図解なども多く分かりやすいと思います。2022年9月に刊行されたばかりです。

 

 

 

〇辞書的なテキストとしてこちらの基本書もおすすめです(実務に出てからも役立ちます)。

 

 

最新判例までフォローされており、これを基本書として勉強するのもアリだと思います!

※レビュー(旧版)より抜粋

本書は1300頁を超える大著であり、価格に相当して新判例等を踏まえた完成度の高い構成・内容である。破産法で凡そ7割、その余に民事再生法の構成である。大著であること、項目構成内容が詳細で目次・索引も充実しているので、辞書的に使うのが理想的と思う。

 

 

 

 

判例集については、判例百選が定評があり、おすすめです(というか現状では百選しか選択肢がないと言えます)。

 

2021年に第6版が出ており、これで比較的新しい判例までカバーできます!

 

 

 

演習書は下記の演習ノートが非常におすすめです。

 

 

執筆陣が超豪華で、事例問題も良問ばかり(一部難問もあるので注意ですが)です!

解答例付きなのも素晴らしい。

※レビュー抜粋☟

基本論点が網羅できる点は良い。解説は丁寧だが、担当の先生によってはやや独自の見解や難解な解説もある。参考答案もついているので、実践的な学習ができる。

 

より易しめの演習書としては、こちらがおすすめです☟

 

 

2022年に2版が刊行されたばかりです。

 

 

 

副読本として下記の本もおすすめです。

 

 

 

 

一通り学習が終わったあたりから、受験直前まで使えます。

※本書は次の4部構成です。
第1部 合格答案作成ガイド
倒産法の概要と今までの司法試験の出題傾向を概観し、どのように答案を書いていったらよいのか、合格答案の作成方法をStepで説明します。8ページで倒産法の概要と構造、問題検討の流れと解答のポイントを把握します。

第2部 趣旨・規範ハンドブック
重要条文の趣旨・要件・効果、重要概念の意義等、重要論点についての規範と理由についてまとめています。倒産法では破産法と民事再生法の双方の側面から検討することが要求されたり双方の比較を問われることがあるため、破産法と民事再生法の比較ができるように、適宜、民事再生法についての記述を点線で囲って掲載しています。司法試験で過去に出題された項目についてはその出題年度が掲載されています。

第3部 司法試験論文全過去問(H18~R3)・合格者再現答案
新司法試験となった平成18年から直近の令和3年まで、16年分32問の司法試験論文式全過去問について、問題文・出題趣旨・採点実感・論点・合格者の再現答案1通・答案講評を掲載しています。再現答案は、試験委員会からの得点と順位も掲載しているので大変参考になります。司法試験においては過去問学習が重要なため、本書でもこの第3部にもっともページ数を割いています。

第4部 論点表
破産法、民事再生法、それぞれの分野についての論点と過去問出題年(平成18年~令和3年)の一覧表です。自分の知識に漏れがないかチェックしたり、過去問の出題傾向を分析したり、倒産法全体を体系的に見渡すときにも活用できます。

 

 

 

 

今回の記事は以上です。

倒産法は、古い本が多く、改訂が追い付いていません。

民事訴訟法学者は守備範囲が多く、かつ若手が少ないので、多忙すぎるんだと思います。。

 

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

 

基本7法のおすすめの基本書・演習書等はこちら☟

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2023年最新版【厳選】経済法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は経済法のおすすめの教科書・演習書・判例集厳選して紹介します。

経済法の基本書は、それぞれ長所・短所があるため、複数読むことが重要だと思います。

本記事が少しでも参考になれば嬉しいです!

(※本記事には広告が含まれます)

 

〇最初に読む教科書としては、下記のものが最もおすすめです。

全体像や基本的な考え方がよく分かります!

 

 

 

〇より詳しい基本書としては、こちらがお勧めです。

通説・判例ベースで詳しめに書かれています。

 

 

難しい記述もありますが、じっくり考えながら読むことで、経済法特有の思考力が身につきます。

 

 

〇やや副読本的な位置づけになりますが、こちらの教科書も分かりやすくおすすめです。

 

 

条文に沿って、実際の判例や審決を解説してくれており、試験勉強に適しています!

著者の一人である栗田先生は令和5年度司法試験考査委員です。

 

 

 

判例集については、判例百選が定評があり、必須級におすすめです。

 

 

※レビュー抜粋

経済法は他の法律科目とは概念が少し違うこともあり、どのような事案に対してその判決がなされたのかが非常に重要ですので、より理解を深めるために百選は必要だと思います。

 

 

〇演習書は下記のものが、非常におすすめです。

 

 

執筆陣が超豪華で、事例問題も良問が多い(一部難問もあるので注意)です。解説も比較的分かりやすいと思います。

※レビュー抜粋

・すごくわかりやすくてスルスル読めます。ありがとうございました。

 

 

〇辞書的な役割の体系書としては、次のものが有益です。

実務に出てからも重宝します。

 

 

 

2023年11月に第4版が出ました。

※旧版レビュー抜粋☟

・はしがきで著者が、同じ有斐閣から出している『 独禁法講義  』との使い分けについて、登山に例えています。それによれば、 独禁法講義 』は概略地図、この『独占禁止法』は詳細地図、熟練の登山者にも両方必要で、いずれが初級でいずれが上級であるなどとは考えていない、そうです

 

 

 

〇ひと通り学習が終わった後の副読本として、下記がおすすめです!

司法試験前まで使えます

 

 

※本書はつぎの4部構成です。
第1部 合格答案作成ガイド
経済法(独占禁止法)の概要を記し、問題検討の流れと解答のポイントを簡単に説明しています。その後具体例として過去問を題材に合格答案作成プロセスを説明します。経済法(独占禁止法)の問題について、どのように書いたら合格答案となるのかを、過去問を利用して具体的にガイドします。

第2部 趣旨・規範ハンドブック
独占禁止法、一般指定について、重要条文の趣旨・要件・効果・重要概念の意義等についてまとめています。また、司法試験で過去に出題された項目についてはその出題年度が掲載されています。

第3部 司法試験論文全過去問(H18~R3)・合格者再現答案
新司法試験となった平成18年から直近の令和3年まで、16年分32問の司法試験論文式全過去問について、問題文・出題趣旨・採点実感・論点・合格者の再現答案1通・答案講評を掲載しています。再現答案は、試験委員会からの得点と順位も掲載しているので大変参考になります。司法試験においては過去問学習が重要なため、本書でもこの第3部にもっともページ数を割いています。

第4部 論点表
経済法(独占禁止法)についての論点の一覧表です。第2部同様、過去16年分の司法試験で出題された論点についてはその出題年度が掲載されており、どこがよく出題されているかがわかります。経済法(独占禁止法)全体を体系的に見渡すことができます。   

 

 

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

 

選択科目の選び方についてはこちらで詳しく解説しています

 

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基本7法のおすすめの基本書・演習書等はこちら☟

 

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2023年最新版【厳選】労働法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は労働法のおすすめの教科書・演習書・判例集厳選して紹介します。

労働法は判例が重要なので、判例教材も複数紹介しています。

何か1つでも参考になれば幸いです(*^-^*)

(※本ブログには広告が含まれます)

 

 

〇最もおすすめの教科書です。わかりやすく、通読用に最適。

 

 

※レビュー(旧版含む)抜粋

とてもわかりやすく、読んでいて苦ではありません。無味乾燥になりやすい法律書ですが、例題では、面白くしようと固有名詞にひねりがあったりと工夫もされております。

・改訂も2年に一度ほど重ねられているので信頼性も高いです。初学者から相当の実力者までカバーした良書です。

この本の良い点 ①簡潔にまとめている 判例・多数説と自説その他少数説を明確に区分。

・菅野、荒木、土田氏の労働法基本書もあるが、簡潔にまとめ効率よく勉強するという意味で言えば本書に軍配。

 

 

〇こちらの教科書もコンパクトでわかりやすくおすすめです!

 

 

安定のリーガルクエストシリーズ。一流の先生方による共著で、安心して読めます。

   

 

 

 

辞書的なテキストとして、下記2冊のいずれかを持っておくと便利です(実務に出てからも重宝します)。

①菅野『労働法』

 

 

※レビュー抜粋

・労働法について調べたいときはやっぱり菅野先生の書籍に当たります。いつも、何かしら参考になる情報が載っており、辞書のように常に傍に置いています。

 

 

 

②水町『詳解 労働法』

※レビュー(旧版含む)抜粋

・菅野労働法もよいが労働法をしっかり学びたい人にとって有用だと思います。ただ、分厚いので持ち運びは難しいと思います。

大事な事、大事な判断基準を繰り返し繰り返し丁寧に説明してくれています。理由付けがきちんとしています。法律体系書のお手本と言えます。

 

判例集については、判例百選が定評があり、おすすめです。

 

2022年に第10版が出たばかりです。百選はKindle版も便利です。

※レビュー抜粋

・司法試験などで、浅く広く重要判例・重要論点を押さえるうえでは必読の書。

 

 

〇労働法は押さえるべき重要判例が多いので、こちらの判例集もおすすめです!

 

 

掲載判例数が百選よりも多く、一流の教授(大内伸哉先生)が単独で解説を書かれています! 2022年に第7版が出たばかりです。

※レビュー(旧版含む)抜粋

判例百選より判例・裁判例が多く、事案と判旨が簡潔で使いやすい。解説もそのまま論文試験で使えそうな文で、常に携行したい判例集

判例が1ページごとに記載されており、非常に読みやすいです。重要なところは太字で記載されており、要点をかいつまんで読みたい時にも重宝します。

・百選シリーズは重苦しくてちょっと…、という方にオススメです。事件の判旨・解説共に簡潔にまとまっていて労働法の初心者に最適だと思います。

・本書は判例解説ではありますが、解説の冒頭で重要な語句の定義が説明されているので、初学者の方でも読みやすくなっています。そして、解説の中で他の判例にも言及されており、本書だけで判例理論は十分に学ぶことができると思います。

 

 

演習書は下記の本が非常におすすめです。

 

 

※レビュー(旧版含む)抜粋

・事例→事例のポイント→参考答案→その他の論点という構成で、労働法の主要な論点を抑えてある演習書です。
参考答案は、訴訟物、要件の提示、問題提起、規範、あてはめがしっかり書かれた読みやすいもので、まさにお手本という感じです。分量もこれなら時間内に書けるという印象です。
・事例の難易度は、司法試験よりも少し簡単というぐらいでしょうか。試験の直前に簡単に全体をまわせそうな感じです。

・司法試験には必要十分、マスターすれば修習でも十分通用する議論ができます。

・問題集としては非常に完成度が高く、オススメできる本だと言えます。

労働法の問題集としては、最適だと思います。事案も程よく長く、規範とあてはめも解説で挙げられているので、この問題集で答案構成すれば、司法試験に十分対応できると思います。

 

 

〇その他おすすめの副読本として、下記のものがあります。一通り学習が終わり、予備試験や司法試験対策を始める段階から、受験直前まで役立ちます!

 

 

 

※本書は下記の4部構成です。
第1部 合格答案作成ガイド
個別的労働関係法、集団的労働関係法、それぞれの分野の問題についてどのように答案を書いたらよいのか、合格答案作成ガイドを掲載しています。過去問を利用して具体的に書かれています。

第2部 趣旨・規範ハンドブック
個別的労働関係法、集団的労働関係法の各分野に分けて、重要条文の趣旨・要件・効果、重要概念の意義等、重要論点についての規範と理由についてまとめています。また、司法試験で過去に出題された項目についてはその出題年度が掲載されています。

第3部 司法試験論文全過去問(H18~R3)・合格者再現答案
新司法試験となった平成18年から直近の令和3年まで、16年分32問の司法試験論文式全過去問について、問題文・出題趣旨・採点実感・論点・合格者の再現答案1通・答案講評を掲載しています。再現答案は、試験委員会からの得点と順位も掲載しているので大変参考になります。司法試験においては過去問学習が重要なため、本書でもこの第3部にもっともページ数を割いています

第4部 論点表
個別的労働関係法、集団的労働関係法、それぞれの分野についての論点の一覧表です。第2部同様、過去16年分の司法試験で出題された論点についてはその出題年度が掲載されており、どこがよく出題されているかがわかります。労働法全体を体系的に見渡すことができます。

 

※レビュー抜粋

端的に論点がまとまっており、ほとんどが通説・判例に従っているため、まとめ用として使いやすくまとまっている。
もっとも、論点や説明書きが箇条書きで、いわゆる教科書ではなく、論点表的な使い方となっている。独学で勉強する場合、他に判例集や教科書となるわかりやすい本が必須。
確かに過去問もすべて網羅されており、上位答案と出題の趣旨等も記載されているため、これで問題演習などもできる作りにはなっている。ただ完全な答案は載っていないので、合格レベルはわかるだろうが、すっきりはしない。本当の意味で1冊では完結しないが、まとまっている本。

 

   

 

 

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

 

基本7法のおすすめの基本書などについては下記記事をご覧ください。

 

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2023年最新版【厳選】刑事訴訟法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は刑事訴訟法のおすすめの教科書・演習書・判例集を「厳選して」紹介します。

 

刑事訴訟法では、判例法理を(あてはめまで含め)深く理解することが非常に重要です。また、伝聞法則など、重要でありながら理解が難しい分野もあります。

そこで、判例法理や伝聞法則などを深く扱う副読本的な教材も紹介しています。

 

 

 

 

 

刑事訴訟法の教科書として個人的に最もおすすめなのは、リークエです↓

いかなる事案において、どんな問題をどのように解釈して判例がつくられたのかというプロセスをかみ砕いた簡潔な表現で学ぶことができます。学説も、判例を理解するために必要な限度で適度に触れられています。そして何より、答案でそのまま使えそうなフレーズがかなりある(特にあてはめ)ので、そういう本を求めている人からすれば宝の山といえます

 

 

〇伝聞法則をしっかりマスターしたい人には、こちらがおすすめ!

 

 

2023年6月に第2版が出ました!

※初版レビュー抜粋↓

・ここまで伝聞のみに特化していて、本の厚さは薄く、内容はしっかりしているテキストも少ない。
・特記すべきは、伝聞の事例もテンコ盛りなのはもちろんのこと、司法試験で出た伝聞の問題の解答例が付いていること。これは学習者にとって、叩き台にしやすいもので、非常にありがたい。
なにより、弘文堂さん特有の価格の安さ。素晴らしいテキスト。買って損はない。

 

〇伝聞法則の特訓にはこちらもおすすめです!

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

 

他の科目のおすすめの基本書・演習書等は下記の記事をご覧ください。

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【重要】司法試験合格後の過ごし方(おすすめの活動7選+α)

こんにちは、コポローです。

司法試験に合格された方、誠におめでとうございます!!

みなさんの今後のご活躍を期待しています!

今回は司法試験合格後ににやるべきことについて記事にしてみましたので、参考にしていただければと思います(司法試験受験後おすすめ活動と重複するものもありますが、加筆等しています)。

(なお、本ページには広告が含まれています。) 

 

(1)就職活動とその情報収集

就職活動について、情報収集をしていきましょう。

弁護士志望の方は、希望される法律事務所のホームページ等を参照してみましょう。

その他の進路を考えている方も、就職活動関係の情報収集は随時していきましょう!

就職活動は、修習地にも関係しますので、修習地をどこにするかも合わせて検討しましょう。

 

   

 

 

 

(2)司法試験受験勉強以外の勉強

もう勉強はやりたくないという方も多いかもしれませんが、反対に、司法試験以外の勉強がしたいという意欲的な方もいるかと思います。

そのような方向けにおすすめの勉強分野をピックアップしてみました! 

 

①司法試験で選択していない選択科目等

まず、司法試験で選択していない選択科目の勉強は、実務に出た際に非常に役立つので超おすすめです。

とくに労働法・倒産法は必須といってもよく、次点で租税法・知財法も有用性が高く、おすすめです。

試験を受けるわけではないので、細かい理解は不要で、全体像や基本的な部分をざっくり理解できれば十分です。

とにかく、広く浅く勉強してみましょう!!

 

おすすめの入門書を掲載しておきます↓

    

 

また、司法試験の選択科目ではありませんが、企業法務を扱う法律事務所への就職を考えている人や上場企業の法務部等に就職される方には、「金融商品取引法」の学習を強くお勧めします!!

金融商品取引法についても、下記の本を参考に、ざっくりと全体像を理解すれば、ひとまず十分です。

 

すごく分かりやすくて、入門書に最適です。

Amazonレビュー(旧版)抜粋↓

・金商法の全体像を適度な深度・ボリュームで記載されているので入門書としては有効だと思います。本書を読み終えた後であれば、より専門色が強い書物でも抵抗なく読むことができるでしょう。

条文に沿った解説をしながらも、わかりやすくかみ砕いて説明しており、また同法で法的・実務的な論点になりやすいテーマもトピックにあげて解説している。

 

もう少し詳しい本として、こちらもおすすめです。

著名な弁護士の先生が新米の実務家向けに書いた本です。

 

 

 

 

②英語

英語ができると仕事の幅が大きく広がります。

とくに、渉外事務所や企業のインハウスを進路の選択肢に入れている方は、TOEICの勉強をして、受験しておくことをおすすめします。(私もTOEICの勉強をしました)

 

 

実際にビジネスで英語を使う場合、日本人が弱いリスニングとスピーキングを鍛えることが非常に重要ですので(リーディングとライティングは翻訳技術の向上により結構何とかなります)、オンライン英会話レッスンもお勧めです。

 

 

 

 

 

③簿記

簿記の知識もビジネスで非常に役立ちます。

将来、起業(独立)や副業を考えている方には特におすすめです(弁護士としての確定申告にも役立ちます)。

また、資産運用(株式投資)をするうえでも簿記の知識は有用です。

 

 

 

 

(3)読書

受験勉強期間や合格後の修習期間では、読書の時間を十分に確保することは難しいと思います。合格発表までの期間を読書強化期間に充てることもおすすめです。

以下では、多くの方におすすめできる本をいくつか紹介します

 

 ①両学長『お金の大学』

お金と上手に付き合うことは、人生で極めて重要です。

しかし、学校ではお金のことを十分に教えてくれません(なので弁護士ですらお金で苦労する人は少なくないです)。

この本は、お金にまつわる5つ力(貯める力、稼ぐ力、増やす力、守る力、使う力)について体系的に書いてくれていて、大変おすすめです。

 

 

フルカラーで値段も安く、内容も良質。ベストセラーになっているのも頷けます。

 

 

②鈴木佑『最高の体調』

体とメンタルの健康を劇的に向上させる具体的手法エビデンスベースで書かれています。私が昨年読んだ中で最もおすすめの本です。

売れすぎて、漫画版も出てます。

  

 

 

③黒田悠介『ライフピボット』

変化の激しい現代で、キャリアプランをどうするか、どう行動すべきかを考えるのに大変役立ちます。大学生のことに読みたかった1冊です。

 

 

 

(4)筋トレ

筋トレは、健康と自己肯定感を高め、人生の充実度を上げます!!(基礎代謝が上がるので、ダイエットにも超効果的です)

 

実務に出るとストレスが大きいです(想像してた以上です)。筋トレでメンタルも強化していきましょう。

筋トレは受験期間中や合格発表後でもできますが、ジムに通ったり本格的なトレーニングをするにはまとまった時間があるとやりやすいです。

 

私が現在使っている筋トレグッズです↓

  

特に、腹筋ローラーは、①値段が安い、②継続もしやすい、③数週間続けると効果絶大のため、超絶コスパがいいです!!

 

 

(5)断捨離・部屋の模様替え

断捨離や部屋の模様替えで生活環境を最適化すると、生活の効率化やメンタルの改善につながり、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が向上するので非常におすすめです。

断捨離も普段からコツコツやることが大事ですが、時間のある時に一気にやるのも効果的です!! 

ロースクール卒業や修習のために、引っ越しを予定されている方は、早めに断捨離しておきましょう!

モノが少ないと、引っ越し費用がすごく安くなります。

また、不用品の買取りやごみの処分は、3月に混むことが多いです。

※司法試験で使った参考書や演習書は(辞書的な体系書を除き)基本不要になりますので、適宜処分しましょう!

※そのほか、社会人になると似合う服装も変わるので、学生が着るようなドカジュアルな服・派手な服なども適宜処分でよいと思います。

 

なお、断捨離や教材等の売買に、フリマサイトは便利です(^^♪

登録時に下記の招待コード使っていただければ、ポイントももらえますので、よろしければどうぞ(個人情報は紹介者に伝わりませんのでご安心を)。

 

メルカリ(500ポイントもらえます)

CVJWPG

 

ラクマ楽天ポイントが300もらえます)

2gkdD

 

paypayフリマ(paypayポイント500円相当もらえます)

3ITROC

 

お時間のあるときに登録だけでもしておくと、後々いろいろと便利です。

 

参考となる記事を掲載しておきます。

kaishaho.hatenablog.jp

kaishaho.hatenablog.jp

 

 

(6)司法修習の準備

要件事実や、民事法・刑事法の基礎知識は、司法修習で重要ですので、忘れてしまっている方は、少しずつ復習していきましょう。

詳しくは、別途記事を作りたいと思います!

 

(7)少しずつ投資を始めてみる

①いわゆる老後2000万円問題対策(将来は年金が減り、もっと多額が必要になりそうです)、②インフレ&円安による日本円預金の価値減少の観点から、将来の豊かな生活のために投資は必須になりつつあります。

また、③複利効果の享受のためには、早くから少しずつ投資を始めることが重要です。

こうした観点から、高校で2022年から金融教育が必修化されています。

 

今は100円からでも投資ができる時代です。さらに、楽天ポイント、dポイント、ポンタポイント、Tポイント、PayPayポイントなど、ポイントを使って気軽に投資することもできるようになっています。

就職してから、いきなり大金を投じるよりも、早いうちから少しずつ投資を始めて、株価の変動に慣れておきましょう。

私自身、早くからコツコツ投資をしてきました(早く始めて本当に良かったです)。

投資をすると、経済ニュースに注意を払うようになり、経済・金融の知識も深まります!!

 

※2024年から新しいNISA制度(配当や売却益が非課税になる制度)が始まります。これは約20%の税金がなくなるという非常にお得な制度なので、投資を始めるよいチャンスだと思います。

 

下記のような初心者向けの本を参考に、少額かた投資を始めてみましょう!

 

 

☝とっつきやすく、読みやすいです。

 

 

☝全世界株式への積立投資がお勧めされています(ほとんどの方にお勧めしやすい王道の投資です)。

理論面と実践面が説明されている良書です(本書の内容を理解していれば暴落時に売却してしまうという最悪の選択をしなくて済むでしょう)。 

 

 

 

 

本記事の内容は以上です。

最後に、司法修習までの間は、リフレッシュ期間として、友人と遊んだり、旅行に行ったり、趣味の活動をすることも大切です

 

私の場合は、友達が少ないので、映画が好きなので、映画ををたくさん見ました。

ブログ末尾におすすめの映画を掲載しておきますので、よろしければ参考にしてください。

 

ともかく、司法修習前は、①将来のための勉強や自己投資と、②リフレッシュ・遊びとの間でうまくバランスをとりながら、有意義な日々を過ごしていただければと思います。

 

本記事が少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

それではまた!

 

 

個人的なおすすめの映画です↓

2023年最新版【厳選】憲法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は憲法のおすすめの教科書・演習書・判例集厳選して紹介します。

 

憲法判例の深い理解と、思考の引き出しの多さが重要です。

そのため判例教材や副読本も多めに紹介しています。

何か1冊でも参考になれば、大変うれしく思います!

(※本記事には広告が含まれます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇最もおすすめの人権の教科書です。

 

 

判例ベースで書かれ、わかりやすいです(kindle版も紙版もあります)。

※レビューより抜粋↓

司法試験や予備試験では、憲法の論文をどう書けばいいのか、かなり悩ましいのですが、それぞれの人権ごとの特徴がよくわかりました。
・序章では、実際の判決文を読み解くことで、実務でどのように論じられているのかがわかり、かなり勉強になりました。目的手段審査など、なんとなく理解していた部分も、15章で詳しく論じされていました。
・各章末に事例問題があり、主張反論形式で記載されているので、2つの考え方が理解できるのも、本書の特徴だと思います。
・択一対策にもなる記述が多いので、受験生にとってはかなり役立つのではないでしょうか。

判例重視の司法試験の傾向には、とてもあっていると思う。
・演習書などによる補完は必要だが、この本のおかげで司法試験の憲法論文試験でAがとれました。

判例理論や学説を紹介するにとどまる基本書が多い中で、本書はその理論・対立を試験を乗り越えて行く上での「道具」へと昇華させている。

 

 

〇最もおすすめの総論・統治の教科書です↓

 

 

 

※レビューより抜粋↓

憲法の総論と統治の分野をこれほど面白く、立体的に理解できる本に出逢ったことはありませんでした。

・一般的な解説はもとより、憲法付属法や現実の問題、関連する判例について広範に紹介・解説しつつ、それらを踏まえた憲法的な意義についても丁寧に解説されており、名著だと思いました。

久しぶりの憲法(総論・統治機構)本の学習で本書を選択したことは正解でした。理由のいくつかを挙げると、基本的スタンスに違和感がない。②社会の憲法事象・事件・判決などがうまく位置付けされていて、知識を憲法体系の中で整理できた。③読みやすい本文。レイアウトや文体と一文の長短も含めて良いです。

 

〇こちらの総論・統治の教科書もコンパクトで分かりやすく、おすすめです。

 

 

※レビューより

本書は比較的コンパクトにまとまっているので、全体像をつかむ際に便利です。

・表も多用してくれているので、読者の脳内の整理にも一定の配慮があることがうかがえます。

 

 

 

判例集については、判例百選が定評があり、おすすめです。

解説も(ある程度有名な大学の教授のものであれば)有益なものが多いです。

  

   

 

 

 

憲法判例が超絶重要です。百選だと引用が不十分なものもあるので、こちらも併用されると良いです☟

 

※レビュー抜粋

憲法判例は、外在的理解の時代が終わり、判例百選も内在的解説がなされるようになり、自分も内在的理解をしようとしたのですが、他の判例集は、引用の省略部分が気になって、いまいち理解(以前に記憶の定着)が不十分でした。しかし、本書は省略なし! 読み飛ばしてよい箇所は、解説部分の通読で済ませることが可能! 調査官解説などがたくさん盛り込まれている! 最後に、少数意見(反対意見、補足意見、意見)が乗ってる!これで、重要判例は万全!!

憲法判例を解説したもので、この本以上に細かい分析がなされているものはないのではないか。判例集の多くは、判決内容につき筆者がコンパクトにまとめたものとなっているが、本書においては判決文が補足意見や反対意見も含めて全文掲載されている。その上で、判例の論理構造の図式化やコラムなど、理解を深めるための工夫もなされている。司法試験対策にうってつけである。

司法試験対策に使える判例集だと思います。特に,判例の考え方を示した図が分かりやすく,理解を深めることが可能です。憲法判例の押さえ方がいまいち分からない」という方は,この書籍を手に取ってみるのがいいと思います。とはいえ,難しい議論もありますので,そこはほどほどにしておいても問題ないでしょう。

判例百選の、めちゃくちゃな要約引用と、重要な事件に限って微妙な解説に辟易している人におすすめ。百選は判旨の大事なところを紙面の関係か、惜しげもなくカットし、解説者の手で要約されたものが掲載されがちである。判例を読もう→百選の年月日索引から引く→読みたい判旨が引用されてない→データベースで原文検索という流れが嫌になった方はぜひ。
判例が何を言っているのか(何は言っていないのか)」に徹した作りになっており、ある意味、国語の教材のような印象すら受ける。出すぎた解説はなく、いたって論理的なガイド的解説が、紙面を圧迫しない程度の分量で添えられている。
・参考文献も最高裁判所判例解説が多く、リアリティある判例の読解ができる。学説への無駄な配慮がなくて好感度が高い。

自力で判例を読み解く力を身につけるにあたっての、補助輪的な一冊だ。

 

 

〇初学者向けの判例集としては、こちらがイチオシです!

 

※レビュー抜粋

・経緯、判決文、解説がきちんとそろい、判決のポイントなどもまとめられているので、法律関係の書籍と考えるととても分かりやすい部類になるかと思います。備考の解説もきちんとしています。
判決文についても、重要ポイントは下線を引き、色が変えてあり、読みやすさのための工夫もされています。
・判決文まで含めて全部をじっくり読み込むとなかなか骨が折れますが、長いと感じる場合には、「この判決が示したこと」という囲み記事を読むだけでも勉強になると思います。

START UPと書いてあるように、憲法初学者向けの重要判例集である。金額も手頃である。50判例のうち39は人権関係で統治関係は11なので、初学者にもとっつきやすいテーマを選んでいるようだ。
・特筆すべきは、判例紹介のうち事案が丁寧にわかりやすく紹介されていることで、どのような事件で何が問題になったのかよくわかるよう工夫されていることである。
・判決文も重要な箇所を長文を厭わずに引用しており、最高裁の考え方と雰囲気がわかるように配慮されている。

 

 

 

 

憲法の答案を上手く書けるようになるには、副読本も重要です。

たとえば、下記の書籍がおすすめです。

 

 

※レビューより

・特に違憲審査基準論と三段階審査論との関係の説明はわかりやすい。
・現司法試験考査委員あるいは元司法試験考査委員の研究者が執筆している部分が多分にあり、司法試験をかなり意識して書かれている。最後の2つの章はその最たる部分である。
・司法試験を目指しているあるいは学部等で憲法を勉強していて、なかなか憲法の事例問題が書けないもしくは基本書を読んでて疑問に思う点が多いという人にとってかゆい所に手が届く一冊なのではないだろうか。

正に基本書の行間を埋める、という内容でした。そのため、他の基本書でひととおりの勉強を終えた後に読むと、目から鱗だと思いますが、この本のみで完結はしていません。

チャプターごとによくある疑問点が分かりやすく解説されていて、とても勉強になりました。憲法を一通り勉強した初学者が、学説や論点をより深く理解する上でとても参考になる本です。

 

 

中級者から上級者向けですが、こちらの副読本も大変有益です。

 

 

※レビューより

・最新の学説をフォローしつつ、憲法学習において基本となる知識をコンパクトにまとめている

・基本書難民の私でも読めました。憲法だけで基本書を10冊以上持ってますが、一番のお気に入りです。

・2版から読んでいます。改訂では、トピック単位で書き足されている箇所や、最新判例に言及されている箇所がありました。買い替えてよかったと思っています。
何よりもこの薄さでしっかりまとまっていることは、司法試験へ向けた学習において大きな美点だと思います。

 

 

憲法では答案演習が極めて大切です。

演習書は、下記のものがやや古いですが秀逸です。

 

※レビューより

判例の事案から少し捻った場合の事例が設定されており、現行の司法試験対策として非常に有用であると思われます。
憲法の書き方を見直したい方に特にオススメです

司法試験に特化した本です。一通り憲法を勉強し終わって、論文を書き出したけど、判例の引用が(わりにコンパクトになっているので、自分の中のストックにする時の参考若しくはベースにしてます)…とか、この権利が来たらどう戦えばいいのかな…というときに参考になります。

憲法答案をかくのに、判例の使い方がイマイチ分からなかった人におすすめです。

 

司法試験の過去問を題材とした下記の演習書も超おすすめです!

ⅠとⅡがありますが、Ⅱから始めても大丈夫です。

 

↑平成18年~24年の司法試験の過去問を使用。

 

 

 

平成25~29年の司法試験の過去問を使用。

 

※レビューより抜粋↓

・司法試験の一部分をしっかり勉強したい人は参考として買った方が良いです。小説としても内容が面白く読んでいてあきません。

基本的なところから応用的なところまで,良い感じにカバーされています。途中に出てくるコラムなんかも大変参考になる内容ばかりです。全受験生が手に取ったほうがよい1冊です。

対話形式で憲法の論文司法試験の問題を分析した良書。表紙のライトなイメージとは異なり、内容はヘビー。判例をベースとした高度な分析が学べる。

・かなり専門的で文章量も多いですが登場人物の会話がとても面白くて内容が頭に入ってきやすいです。

 

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

   

 

 

 

 

 

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