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2023年最新版【厳選】労働法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は労働法のおすすめの教科書・演習書・判例集厳選して紹介します。

労働法は判例が重要なので、判例教材も複数紹介しています。

何か1つでも参考になれば幸いです(*^-^*)

(※本ブログには広告が含まれます)

 

 

〇最もおすすめの教科書です。わかりやすく、通読用に最適。

 

 

※レビュー(旧版含む)抜粋

とてもわかりやすく、読んでいて苦ではありません。無味乾燥になりやすい法律書ですが、例題では、面白くしようと固有名詞にひねりがあったりと工夫もされております。

・改訂も2年に一度ほど重ねられているので信頼性も高いです。初学者から相当の実力者までカバーした良書です。

この本の良い点 ①簡潔にまとめている 判例・多数説と自説その他少数説を明確に区分。

・菅野、荒木、土田氏の労働法基本書もあるが、簡潔にまとめ効率よく勉強するという意味で言えば本書に軍配。

 

 

〇こちらの教科書もコンパクトでわかりやすくおすすめです!

 

 

安定のリーガルクエストシリーズ。一流の先生方による共著で、安心して読めます。

   

 

 

 

辞書的なテキストとして、下記2冊のいずれかを持っておくと便利です(実務に出てからも重宝します)。

①菅野『労働法』

 

 

※レビュー抜粋

・労働法について調べたいときはやっぱり菅野先生の書籍に当たります。いつも、何かしら参考になる情報が載っており、辞書のように常に傍に置いています。

 

 

 

②水町『詳解 労働法』

※レビュー(旧版含む)抜粋

・菅野労働法もよいが労働法をしっかり学びたい人にとって有用だと思います。ただ、分厚いので持ち運びは難しいと思います。

大事な事、大事な判断基準を繰り返し繰り返し丁寧に説明してくれています。理由付けがきちんとしています。法律体系書のお手本と言えます。

 

判例集については、判例百選が定評があり、おすすめです。

 

2022年に第10版が出たばかりです。百選はKindle版も便利です。

※レビュー抜粋

・司法試験などで、浅く広く重要判例・重要論点を押さえるうえでは必読の書。

 

 

〇労働法は押さえるべき重要判例が多いので、こちらの判例集もおすすめです!

 

 

掲載判例数が百選よりも多く、一流の教授(大内伸哉先生)が単独で解説を書かれています! 2022年に第7版が出たばかりです。

※レビュー(旧版含む)抜粋

判例百選より判例・裁判例が多く、事案と判旨が簡潔で使いやすい。解説もそのまま論文試験で使えそうな文で、常に携行したい判例集

判例が1ページごとに記載されており、非常に読みやすいです。重要なところは太字で記載されており、要点をかいつまんで読みたい時にも重宝します。

・百選シリーズは重苦しくてちょっと…、という方にオススメです。事件の判旨・解説共に簡潔にまとまっていて労働法の初心者に最適だと思います。

・本書は判例解説ではありますが、解説の冒頭で重要な語句の定義が説明されているので、初学者の方でも読みやすくなっています。そして、解説の中で他の判例にも言及されており、本書だけで判例理論は十分に学ぶことができると思います。

 

 

演習書は下記の本が非常におすすめです。

 

 

※レビュー(旧版含む)抜粋

・事例→事例のポイント→参考答案→その他の論点という構成で、労働法の主要な論点を抑えてある演習書です。
参考答案は、訴訟物、要件の提示、問題提起、規範、あてはめがしっかり書かれた読みやすいもので、まさにお手本という感じです。分量もこれなら時間内に書けるという印象です。
・事例の難易度は、司法試験よりも少し簡単というぐらいでしょうか。試験の直前に簡単に全体をまわせそうな感じです。

・司法試験には必要十分、マスターすれば修習でも十分通用する議論ができます。

・問題集としては非常に完成度が高く、オススメできる本だと言えます。

労働法の問題集としては、最適だと思います。事案も程よく長く、規範とあてはめも解説で挙げられているので、この問題集で答案構成すれば、司法試験に十分対応できると思います。

 

 

〇その他おすすめの副読本として、下記のものがあります。一通り学習が終わり、予備試験や司法試験対策を始める段階から、受験直前まで役立ちます!

 

 

 

※本書は下記の4部構成です。
第1部 合格答案作成ガイド
個別的労働関係法、集団的労働関係法、それぞれの分野の問題についてどのように答案を書いたらよいのか、合格答案作成ガイドを掲載しています。過去問を利用して具体的に書かれています。

第2部 趣旨・規範ハンドブック
個別的労働関係法、集団的労働関係法の各分野に分けて、重要条文の趣旨・要件・効果、重要概念の意義等、重要論点についての規範と理由についてまとめています。また、司法試験で過去に出題された項目についてはその出題年度が掲載されています。

第3部 司法試験論文全過去問(H18~R3)・合格者再現答案
新司法試験となった平成18年から直近の令和3年まで、16年分32問の司法試験論文式全過去問について、問題文・出題趣旨・採点実感・論点・合格者の再現答案1通・答案講評を掲載しています。再現答案は、試験委員会からの得点と順位も掲載しているので大変参考になります。司法試験においては過去問学習が重要なため、本書でもこの第3部にもっともページ数を割いています

第4部 論点表
個別的労働関係法、集団的労働関係法、それぞれの分野についての論点の一覧表です。第2部同様、過去16年分の司法試験で出題された論点についてはその出題年度が掲載されており、どこがよく出題されているかがわかります。労働法全体を体系的に見渡すことができます。

 

※レビュー抜粋

端的に論点がまとまっており、ほとんどが通説・判例に従っているため、まとめ用として使いやすくまとまっている。
もっとも、論点や説明書きが箇条書きで、いわゆる教科書ではなく、論点表的な使い方となっている。独学で勉強する場合、他に判例集や教科書となるわかりやすい本が必須。
確かに過去問もすべて網羅されており、上位答案と出題の趣旨等も記載されているため、これで問題演習などもできる作りにはなっている。ただ完全な答案は載っていないので、合格レベルはわかるだろうが、すっきりはしない。本当の意味で1冊では完結しないが、まとまっている本。

 

   

 

 

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

 

基本7法のおすすめの基本書などについては下記記事をご覧ください。

 

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その他おすすめ記事です

 

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2023年最新版【厳選】刑事訴訟法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は刑事訴訟法のおすすめの教科書・演習書・判例集を「厳選して」紹介します。

 

刑事訴訟法では、判例法理を(あてはめまで含め)深く理解することが非常に重要です。また、伝聞法則など、重要でありながら理解が難しい分野もあります。

そこで、判例法理や伝聞法則などを深く扱う副読本的な教材も紹介しています。

 

 

 

 

 

刑事訴訟法の教科書として個人的に最もおすすめなのは、リークエです↓

いかなる事案において、どんな問題をどのように解釈して判例がつくられたのかというプロセスをかみ砕いた簡潔な表現で学ぶことができます。学説も、判例を理解するために必要な限度で適度に触れられています。そして何より、答案でそのまま使えそうなフレーズがかなりある(特にあてはめ)ので、そういう本を求めている人からすれば宝の山といえます

 

 

〇伝聞法則をしっかりマスターしたい人には、こちらがおすすめ!

 

 

2023年6月に第2版が出ました!

※初版レビュー抜粋↓

・ここまで伝聞のみに特化していて、本の厚さは薄く、内容はしっかりしているテキストも少ない。
・特記すべきは、伝聞の事例もテンコ盛りなのはもちろんのこと、司法試験で出た伝聞の問題の解答例が付いていること。これは学習者にとって、叩き台にしやすいもので、非常にありがたい。
なにより、弘文堂さん特有の価格の安さ。素晴らしいテキスト。買って損はない。

 

〇伝聞法則の特訓にはこちらもおすすめです!

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

 

他の科目のおすすめの基本書・演習書等は下記の記事をご覧ください。

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その他おすすめ記事です

 

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【重要】司法試験合格後の過ごし方(おすすめの活動7選+α)

こんにちは、コポローです。

司法試験に合格された方、誠におめでとうございます!!

みなさんの今後のご活躍を期待しています!

今回は司法試験合格後ににやるべきことについて記事にしてみましたので、参考にしていただければと思います(司法試験受験後おすすめ活動と重複するものもありますが、加筆等しています)。

(なお、本ページには広告が含まれています。) 

 

(1)就職活動とその情報収集

就職活動について、情報収集をしていきましょう。

弁護士志望の方は、希望される法律事務所のホームページ等を参照してみましょう。

その他の進路を考えている方も、就職活動関係の情報収集は随時していきましょう!

就職活動は、修習地にも関係しますので、修習地をどこにするかも合わせて検討しましょう。

 

   

 

 

 

(2)司法試験受験勉強以外の勉強

もう勉強はやりたくないという方も多いかもしれませんが、反対に、司法試験以外の勉強がしたいという意欲的な方もいるかと思います。

そのような方向けにおすすめの勉強分野をピックアップしてみました! 

 

①司法試験で選択していない選択科目等

まず、司法試験で選択していない選択科目の勉強は、実務に出た際に非常に役立つので超おすすめです。

とくに労働法・倒産法は必須といってもよく、次点で租税法・知財法も有用性が高く、おすすめです。

試験を受けるわけではないので、細かい理解は不要で、全体像や基本的な部分をざっくり理解できれば十分です。

とにかく、広く浅く勉強してみましょう!!

 

おすすめの入門書を掲載しておきます↓

    

 

また、司法試験の選択科目ではありませんが、企業法務を扱う法律事務所への就職を考えている人や上場企業の法務部等に就職される方には、「金融商品取引法」の学習を強くお勧めします!!

金融商品取引法についても、下記の本を参考に、ざっくりと全体像を理解すれば、ひとまず十分です。

 

すごく分かりやすくて、入門書に最適です。

Amazonレビュー(旧版)抜粋↓

・金商法の全体像を適度な深度・ボリュームで記載されているので入門書としては有効だと思います。本書を読み終えた後であれば、より専門色が強い書物でも抵抗なく読むことができるでしょう。

条文に沿った解説をしながらも、わかりやすくかみ砕いて説明しており、また同法で法的・実務的な論点になりやすいテーマもトピックにあげて解説している。

 

もう少し詳しい本として、こちらもおすすめです。

著名な弁護士の先生が新米の実務家向けに書いた本です。

 

 

 

 

②英語

英語ができると仕事の幅が大きく広がります。

とくに、渉外事務所や企業のインハウスを進路の選択肢に入れている方は、TOEICの勉強をして、受験しておくことをおすすめします。(私もTOEICの勉強をしました)

 

 

実際にビジネスで英語を使う場合、日本人が弱いリスニングとスピーキングを鍛えることが非常に重要ですので(リーディングとライティングは翻訳技術の向上により結構何とかなります)、オンライン英会話レッスンもお勧めです。

 

 

 

 

 

③簿記

簿記の知識もビジネスで非常に役立ちます。

将来、起業(独立)や副業を考えている方には特におすすめです(弁護士としての確定申告にも役立ちます)。

また、資産運用(株式投資)をするうえでも簿記の知識は有用です。

 

 

 

 

(3)読書

受験勉強期間や合格後の修習期間では、読書の時間を十分に確保することは難しいと思います。合格発表までの期間を読書強化期間に充てることもおすすめです。

以下では、多くの方におすすめできる本をいくつか紹介します

 

 ①両学長『お金の大学』

お金と上手に付き合うことは、人生で極めて重要です。

しかし、学校ではお金のことを十分に教えてくれません(なので弁護士ですらお金で苦労する人は少なくないです)。

この本は、お金にまつわる5つ力(貯める力、稼ぐ力、増やす力、守る力、使う力)について体系的に書いてくれていて、大変おすすめです。

 

 

フルカラーで値段も安く、内容も良質。ベストセラーになっているのも頷けます。

 

 

②鈴木佑『最高の体調』

体とメンタルの健康を劇的に向上させる具体的手法エビデンスベースで書かれています。私が昨年読んだ中で最もおすすめの本です。

売れすぎて、漫画版も出てます。

  

 

 

③黒田悠介『ライフピボット』

変化の激しい現代で、キャリアプランをどうするか、どう行動すべきかを考えるのに大変役立ちます。大学生のことに読みたかった1冊です。

 

 

 

(4)筋トレ

筋トレは、健康と自己肯定感を高め、人生の充実度を上げます!!(基礎代謝が上がるので、ダイエットにも超効果的です)

 

実務に出るとストレスが大きいです(想像してた以上です)。筋トレでメンタルも強化していきましょう。

筋トレは受験期間中や合格発表後でもできますが、ジムに通ったり本格的なトレーニングをするにはまとまった時間があるとやりやすいです。

 

私が現在使っている筋トレグッズです↓

  

特に、腹筋ローラーは、①値段が安い、②継続もしやすい、③数週間続けると効果絶大のため、超絶コスパがいいです!!

 

 

(5)断捨離・部屋の模様替え

断捨離や部屋の模様替えで生活環境を最適化すると、生活の効率化やメンタルの改善につながり、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が向上するので非常におすすめです。

断捨離も普段からコツコツやることが大事ですが、時間のある時に一気にやるのも効果的です!! 

ロースクール卒業や修習のために、引っ越しを予定されている方は、早めに断捨離しておきましょう!

モノが少ないと、引っ越し費用がすごく安くなります。

また、不用品の買取りやごみの処分は、3月に混むことが多いです。

※司法試験で使った参考書や演習書は(辞書的な体系書を除き)基本不要になりますので、適宜処分しましょう!

※そのほか、社会人になると似合う服装も変わるので、学生が着るようなドカジュアルな服・派手な服なども適宜処分でよいと思います。

 

なお、断捨離や教材等の売買に、フリマサイトは便利です(^^♪

登録時に下記の招待コード使っていただければ、ポイントももらえますので、よろしければどうぞ(個人情報は紹介者に伝わりませんのでご安心を)。

 

メルカリ(500ポイントもらえます)

CVJWPG

 

ラクマ楽天ポイントが300もらえます)

2gkdD

 

paypayフリマ(paypayポイント500円相当もらえます)

3ITROC

 

お時間のあるときに登録だけでもしておくと、後々いろいろと便利です。

 

参考となる記事を掲載しておきます。

kaishaho.hatenablog.jp

kaishaho.hatenablog.jp

 

 

(6)司法修習の準備

要件事実や、民事法・刑事法の基礎知識は、司法修習で重要ですので、忘れてしまっている方は、少しずつ復習していきましょう。

詳しくは、別途記事を作りたいと思います!

 

(7)少しずつ投資を始めてみる

①いわゆる老後2000万円問題対策(将来は年金が減り、もっと多額が必要になりそうです)、②インフレ&円安による日本円預金の価値減少の観点から、将来の豊かな生活のために投資は必須になりつつあります。

また、③複利効果の享受のためには、早くから少しずつ投資を始めることが重要です。

こうした観点から、高校で2022年から金融教育が必修化されています。

 

今は100円からでも投資ができる時代です。さらに、楽天ポイント、dポイント、ポンタポイント、Tポイント、PayPayポイントなど、ポイントを使って気軽に投資することもできるようになっています。

就職してから、いきなり大金を投じるよりも、早いうちから少しずつ投資を始めて、株価の変動に慣れておきましょう。

私自身、早くからコツコツ投資をしてきました(早く始めて本当に良かったです)。

投資をすると、経済ニュースに注意を払うようになり、経済・金融の知識も深まります!!

 

※2024年から新しいNISA制度(配当や売却益が非課税になる制度)が始まります。これは約20%の税金がなくなるという非常にお得な制度なので、投資を始めるよいチャンスだと思います。

 

下記のような初心者向けの本を参考に、少額かた投資を始めてみましょう!

 

 

☝とっつきやすく、読みやすいです。

 

 

☝全世界株式への積立投資がお勧めされています(ほとんどの方にお勧めしやすい王道の投資です)。

理論面と実践面が説明されている良書です(本書の内容を理解していれば暴落時に売却してしまうという最悪の選択をしなくて済むでしょう)。 

 

 

 

 

本記事の内容は以上です。

最後に、司法修習までの間は、リフレッシュ期間として、友人と遊んだり、旅行に行ったり、趣味の活動をすることも大切です

 

私の場合は、友達が少ないので、映画が好きなので、映画ををたくさん見ました。

ブログ末尾におすすめの映画を掲載しておきますので、よろしければ参考にしてください。

 

ともかく、司法修習前は、①将来のための勉強や自己投資と、②リフレッシュ・遊びとの間でうまくバランスをとりながら、有意義な日々を過ごしていただければと思います。

 

本記事が少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

それではまた!

 

 

個人的なおすすめの映画です↓

2023年最新版【厳選】憲法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は憲法のおすすめの教科書・演習書・判例集厳選して紹介します。

 

憲法判例の深い理解と、思考の引き出しの多さが重要です。

そのため判例教材や副読本も多めに紹介しています。

何か1冊でも参考になれば、大変うれしく思います!

(※本記事には広告が含まれます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇最もおすすめの人権の教科書です。

 

 

判例ベースで書かれ、わかりやすいです(kindle版も紙版もあります)。

※レビューより抜粋↓

司法試験や予備試験では、憲法の論文をどう書けばいいのか、かなり悩ましいのですが、それぞれの人権ごとの特徴がよくわかりました。
・序章では、実際の判決文を読み解くことで、実務でどのように論じられているのかがわかり、かなり勉強になりました。目的手段審査など、なんとなく理解していた部分も、15章で詳しく論じされていました。
・各章末に事例問題があり、主張反論形式で記載されているので、2つの考え方が理解できるのも、本書の特徴だと思います。
・択一対策にもなる記述が多いので、受験生にとってはかなり役立つのではないでしょうか。

判例重視の司法試験の傾向には、とてもあっていると思う。
・演習書などによる補完は必要だが、この本のおかげで司法試験の憲法論文試験でAがとれました。

判例理論や学説を紹介するにとどまる基本書が多い中で、本書はその理論・対立を試験を乗り越えて行く上での「道具」へと昇華させている。

 

 

〇最もおすすめの総論・統治の教科書です↓

 

 

 

※レビューより抜粋↓

憲法の総論と統治の分野をこれほど面白く、立体的に理解できる本に出逢ったことはありませんでした。

・一般的な解説はもとより、憲法付属法や現実の問題、関連する判例について広範に紹介・解説しつつ、それらを踏まえた憲法的な意義についても丁寧に解説されており、名著だと思いました。

久しぶりの憲法(総論・統治機構)本の学習で本書を選択したことは正解でした。理由のいくつかを挙げると、基本的スタンスに違和感がない。②社会の憲法事象・事件・判決などがうまく位置付けされていて、知識を憲法体系の中で整理できた。③読みやすい本文。レイアウトや文体と一文の長短も含めて良いです。

 

〇こちらの総論・統治の教科書もコンパクトで分かりやすく、おすすめです。

 

 

※レビューより

本書は比較的コンパクトにまとまっているので、全体像をつかむ際に便利です。

・表も多用してくれているので、読者の脳内の整理にも一定の配慮があることがうかがえます。

 

 

 

判例集については、判例百選が定評があり、おすすめです。

解説も(ある程度有名な大学の教授のものであれば)有益なものが多いです。

  

   

 

 

 

憲法判例が超絶重要です。百選だと引用が不十分なものもあるので、こちらも併用されると良いです☟

 

※レビュー抜粋

憲法判例は、外在的理解の時代が終わり、判例百選も内在的解説がなされるようになり、自分も内在的理解をしようとしたのですが、他の判例集は、引用の省略部分が気になって、いまいち理解(以前に記憶の定着)が不十分でした。しかし、本書は省略なし! 読み飛ばしてよい箇所は、解説部分の通読で済ませることが可能! 調査官解説などがたくさん盛り込まれている! 最後に、少数意見(反対意見、補足意見、意見)が乗ってる!これで、重要判例は万全!!

憲法判例を解説したもので、この本以上に細かい分析がなされているものはないのではないか。判例集の多くは、判決内容につき筆者がコンパクトにまとめたものとなっているが、本書においては判決文が補足意見や反対意見も含めて全文掲載されている。その上で、判例の論理構造の図式化やコラムなど、理解を深めるための工夫もなされている。司法試験対策にうってつけである。

司法試験対策に使える判例集だと思います。特に,判例の考え方を示した図が分かりやすく,理解を深めることが可能です。憲法判例の押さえ方がいまいち分からない」という方は,この書籍を手に取ってみるのがいいと思います。とはいえ,難しい議論もありますので,そこはほどほどにしておいても問題ないでしょう。

判例百選の、めちゃくちゃな要約引用と、重要な事件に限って微妙な解説に辟易している人におすすめ。百選は判旨の大事なところを紙面の関係か、惜しげもなくカットし、解説者の手で要約されたものが掲載されがちである。判例を読もう→百選の年月日索引から引く→読みたい判旨が引用されてない→データベースで原文検索という流れが嫌になった方はぜひ。
判例が何を言っているのか(何は言っていないのか)」に徹した作りになっており、ある意味、国語の教材のような印象すら受ける。出すぎた解説はなく、いたって論理的なガイド的解説が、紙面を圧迫しない程度の分量で添えられている。
・参考文献も最高裁判所判例解説が多く、リアリティある判例の読解ができる。学説への無駄な配慮がなくて好感度が高い。

自力で判例を読み解く力を身につけるにあたっての、補助輪的な一冊だ。

 

 

〇初学者向けの判例集としては、こちらがイチオシです!

 

※レビュー抜粋

・経緯、判決文、解説がきちんとそろい、判決のポイントなどもまとめられているので、法律関係の書籍と考えるととても分かりやすい部類になるかと思います。備考の解説もきちんとしています。
判決文についても、重要ポイントは下線を引き、色が変えてあり、読みやすさのための工夫もされています。
・判決文まで含めて全部をじっくり読み込むとなかなか骨が折れますが、長いと感じる場合には、「この判決が示したこと」という囲み記事を読むだけでも勉強になると思います。

START UPと書いてあるように、憲法初学者向けの重要判例集である。金額も手頃である。50判例のうち39は人権関係で統治関係は11なので、初学者にもとっつきやすいテーマを選んでいるようだ。
・特筆すべきは、判例紹介のうち事案が丁寧にわかりやすく紹介されていることで、どのような事件で何が問題になったのかよくわかるよう工夫されていることである。
・判決文も重要な箇所を長文を厭わずに引用しており、最高裁の考え方と雰囲気がわかるように配慮されている。

 

 

 

 

憲法の答案を上手く書けるようになるには、副読本も重要です。

たとえば、下記の書籍がおすすめです。

 

 

※レビューより

・特に違憲審査基準論と三段階審査論との関係の説明はわかりやすい。
・現司法試験考査委員あるいは元司法試験考査委員の研究者が執筆している部分が多分にあり、司法試験をかなり意識して書かれている。最後の2つの章はその最たる部分である。
・司法試験を目指しているあるいは学部等で憲法を勉強していて、なかなか憲法の事例問題が書けないもしくは基本書を読んでて疑問に思う点が多いという人にとってかゆい所に手が届く一冊なのではないだろうか。

正に基本書の行間を埋める、という内容でした。そのため、他の基本書でひととおりの勉強を終えた後に読むと、目から鱗だと思いますが、この本のみで完結はしていません。

チャプターごとによくある疑問点が分かりやすく解説されていて、とても勉強になりました。憲法を一通り勉強した初学者が、学説や論点をより深く理解する上でとても参考になる本です。

 

 

中級者から上級者向けですが、こちらの副読本も大変有益です。

 

 

※レビューより

・最新の学説をフォローしつつ、憲法学習において基本となる知識をコンパクトにまとめている

・基本書難民の私でも読めました。憲法だけで基本書を10冊以上持ってますが、一番のお気に入りです。

・2版から読んでいます。改訂では、トピック単位で書き足されている箇所や、最新判例に言及されている箇所がありました。買い替えてよかったと思っています。
何よりもこの薄さでしっかりまとまっていることは、司法試験へ向けた学習において大きな美点だと思います。

 

 

憲法では答案演習が極めて大切です。

演習書は、下記のものがやや古いですが秀逸です。

 

※レビューより

判例の事案から少し捻った場合の事例が設定されており、現行の司法試験対策として非常に有用であると思われます。
憲法の書き方を見直したい方に特にオススメです

司法試験に特化した本です。一通り憲法を勉強し終わって、論文を書き出したけど、判例の引用が(わりにコンパクトになっているので、自分の中のストックにする時の参考若しくはベースにしてます)…とか、この権利が来たらどう戦えばいいのかな…というときに参考になります。

憲法答案をかくのに、判例の使い方がイマイチ分からなかった人におすすめです。

 

司法試験の過去問を題材とした下記の演習書も超おすすめです!

ⅠとⅡがありますが、Ⅱから始めても大丈夫です。

 

↑平成18年~24年の司法試験の過去問を使用。

 

 

 

平成25~29年の司法試験の過去問を使用。

 

※レビューより抜粋↓

・司法試験の一部分をしっかり勉強したい人は参考として買った方が良いです。小説としても内容が面白く読んでいてあきません。

基本的なところから応用的なところまで,良い感じにカバーされています。途中に出てくるコラムなんかも大変参考になる内容ばかりです。全受験生が手に取ったほうがよい1冊です。

対話形式で憲法の論文司法試験の問題を分析した良書。表紙のライトなイメージとは異なり、内容はヘビー。判例をベースとした高度な分析が学べる。

・かなり専門的で文章量も多いですが登場人物の会話がとても面白くて内容が頭に入ってきやすいです。

 

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

   

 

 

 

 

 

他の科目のおすすめの基本書・演習書等はこちら☟

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(最新判例紹介)最高裁令和5年10月26日決定 委任状が株式買取請求のための「反対の通知」にあたるか

 

「吸収合併消滅株式会社の株主が吸収合併をするための株主総会に先立って上記会社に対して委任状を送付したことが会社法785条2項1号イにいう吸収合併等に反対する旨の通知に当たるとされた事例」(最高裁第一小法廷・令和5年10月26日決定)

 

会社法785条1項と2項は次の通りです。下線部分が本件判例で問題となりました。

1項「吸収合併等をする場合次に掲げる場合を除く。には、反対株主は、消滅株式会社等に対し、自己の有する株式を公正な価格で買い取ることを請求することができる。

一 第783条第2項に規定する場合

 

二 第784条第2項に規定する場合」

2項 「前項に規定する「反対株主」とは、次の各号に掲げる場合における当該各号に定める株主第783条第4項に規定する場合における同項に規定する持分等の割当てを受ける株主を除く。をいう。

一 吸収合併等をするために株主総会種類株主総会を含む。の決議を要する場合 次に掲げる株主

イ 当該株主総会に先立って当該吸収合併等に反対する旨を当該消滅株式会社等に対し通知し、かつ、当該株主総会において当該吸収合併等に反対した株主当該株主総会において議決権を行使することができるものに限る。

ロ 当該株主総会において議決権を行使することができない株主

 

二 前号に規定する場合以外の場合 全ての株主第784条第1項本文に規定する場合における当該特別支配会社を除く。)」

 

 

 

 原判決は、反対通知は会社に対してなされる必要があるが、株主総会における委任状は、宛先は受任者であって会社ではないので、委任状の送付は反対通知にはあたらないと判断しました。 これに対し、最高裁の決定では、以下のように判示しました。

   

 

 

 

最高裁の判旨抜粋

会社法785条1項、2項1号イは、吸収合併等をするための株主総会において議決権を行使することができる株主が反対株主として株式買取請求をするには、上記株主総会に先立って当該株主が反対通知をすることを要する旨規定している。その趣旨は、消滅株式会社等に対し、吸収合併契約等の承認に係る議案に反対する株主の議決権の個数や株式買取請求がされる株式数の見込みを認識させ、当該議案を可決させるための対策を講じたり、当該議案の撤回を検討したりする機会を与えるところにあると解される。」

「そして、本件のように、株主が上記株主総会に先立って吸収合併等に反対する旨の議決権の代理行使を第三者に委任することを内容とする委任状を消滅株式会社等に送付した場合であっても、当該委任状が作成・送付された経緯やその記載内容等の事情を勘案して、吸収合併等に反対する旨の当該株主の意思が消滅株式会社等に対して表明されているということができるときには、消滅株式会社等において、上記見込みを認識するとともに、上記機会が与えられているといってよいから、上記委任状を消滅株式会社等に送付したことは、反対通知にあたると解するのが相当である。」

 

下線部分が重要です。常に反対通知に当たるとしたわけではありません!

 

   

 

 

 

 

今回は以上です。また評釈が出てきたら追記したいと思います。

 

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2023年最新版【厳選】商法・会社法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は商法・会社法のおすすめの教科書・演習書・判例集を厳選して紹介します。

 

商法(特に会社法)は、条文や制度の概要・趣旨の正確な理解が重要です。

良質な基本書でのインプットと、演習書でのアウトプットを繰り返していきましょう!

(※本記事には広告が含まれます)

   

 

 

 

最もおすすめの会社法の基本書です!!

わかりやすい上に、執筆者の多くは司法試験・予備試験の考査委員経験者です。 

 

中級者~上級者のための辞書的テキストです。

実務に出てからも重宝します。

 

 

※レビューより抜粋↓

・検事・判事・弁護士・裁判所書記官・公務員・司法書士行政書士の各先生方が実務会社法の定番テキストとして持っておられる本です。これがないと実務ではお話になりません。

・本書は読んでいていろいろ考えさせられ、知的好奇心を掻き立ててくれる本である。著者が主張する学説については賛否や好き嫌いもあるだろうし、また解説本のように易しくはないが 、会社法や会社というものを考える上で背骨になる考え方を丁寧に教えてくれるという点で群を抜いた良書である。

 

 

 〇田中亘先生の教科書(中級者以上におすすめ)。

コラムが充実しており、先端的です。2023年3月末に第4版が出ました!

一通り勉強し終えた人が、重要なテーマ・論点の部分を拾い読みするという使い方もおすすめです。

※買収防衛策に関する最近の裁判例までカバーされている点で、他の基本書に対して優位性があります。

 

※レビュー(旧版含む)より抜粋↓

・説明が丁寧で、行間を妙に読んだりしなくて良い。好きな文体。

文章は、平易。図表をときおり使いながら、会社法を初学者にもわかりやすく説こうとする姿勢がうかがえる。高度な内容の箇所には★が付されており、そこを後回しにしても理解に不都合のないような配慮もある。人気の理由がうかがえる。個人的には、辞書的に活用したいと思う。

・とにかく、丁寧に書かれています。
・リーガルクエスト、赤白本で省略されているところもわかりやすく書かれています。
・必要にして十分な表現で会社法を解説しており、このように書けば良い点がとれると思わせる
文章があふれています。
・これから会社法を勉強される方、会社法で伸び悩んでいる方双方に有益な本です。

コラムが253もあり、ケースも多く読むのが楽しい本です。コラムでは、難しい問題についても触れられていますが、★印が付いていますので、読み飛ばすことができます。

・他書では書かれていない項目があります(たとえば、株主の共同の利益を図る義務、経済学の諸概念など)。

判例索引には、判例百選と商法判例集判例番号が付され、更に、法令索引もあり便利です。

 

 

 〇令和元年会社法改正の理解に最適です。

中堅・若手の実力のある研究者・実務家が執筆しています。

令和元年改正は、そろそろ予備試験や司法試験でも出題されそうです!

 

 

※レビューより抜粋↓

・改正法の要点を短時間で概観できる優れた書籍です。

 

 

 

商法総則・商行為の教科書としてはこちらがおすすめ。

平易で分かりやすいです。

2023年に第9版が出ました。

 

 

※旧版レビューより抜粋↓

・条文の趣旨を淡々と説明していくスタイルのテキストです。
・学説の対立については、必要最小限で通説に従って説明されます。
・第8版で、民法および商法の改正が、自然な形で反映されることになりました。
・文章は個人的な好みがあると思いますが、近藤先生の文章はよく練られており、読みやすくかつ正確で、誤字脱字は、改正された箇所においても、みあたりませんでした。

・気持ちよく、サクサク読めて、理解しやすい本です。

 

 

重要判例を深く理解するための副読本です。

比較的若い有力研究者が会社法の重要判例について「的確に」解説しています。

 

 

 

※レビューより抜粋↓

内容充実で読みごたえがありました。この分野の判例は事情・背景の理解に時間がかかると思われます。しかしじっくり読むことで必要な感覚が養われると思います。

刑事訴訟法では川出先生の「判例講座刑事訴訟法」(立花書房)が業界では著名です。その会社法版を有斐閣が出したという感じです。
・大変分かりやすく、論点の流れ、事実認定のポイント、学説、射程が上手にまとめられています。
・基本的な重要判例は網羅しています。
・百選より図表が多用されていて、判例の内在的な理解が可能です。
・実務はもちろん、各種資格試験にももってこいの隠れた?名著です。

・内容充実で読みごたえがありました。この分野の判例は事情・背景の理解に時間がかかると思われます。しかしじっくり読むことで必要な感覚が養われると思います。

 

 

〇初学者から使える演習書としては、ロープラクティスがおすすめです。

 

 

※レビュー抜粋(旧版含む)

・演習問題形式で全ての問題が網羅されています。本書を読めば、会社法が得意科目になります。問題に対しての解説を読むことにより、あらゆる会社法の問題に対応できる力がつきます。

判例を題材にして問題点・制度趣旨・論点をしっかりと押さえるための本です。これでしっかりと基礎固めをしたいと思う。学部生にはこの1冊で定期試験対策にはいいのでは。

・百選判例をベースとした設例によって,問題点の抽出と条文,制度趣旨,簡単な結論を解説するものです。1テーマにつき4,5ページとコンパクトにまとめられています。そのため,突っ込みすぎてもはや法律というより株価算定の話に終始するなどのたまにみかける学者本のきらいはありません。

 

 

中級者以上の演習書として最適です。重要論点の多くがカバーできます。

 

 

※旧版レビューより抜粋↓

司法試験に適切な問題が多い。

・2部不要説も根拠薄弱です。特殊な事が書かれてあるわけじゃ有りません。むしろ2部こそやらないと勿体ない!知的格闘のための面白い問題ばかりです。
・六法を引き論理的に考え文献を調べてさらに思考を深めていけます。ワクワクしながら取り組めます。とても素敵な教材です。

 

※なお、解答例が載ってないのが弱点です。論点つぶしには使えます。章末に演習問題および解説がたくさんあり、それを使って答案構成の練習をするのも良いと思います。

 

 

商法全体の重要判例がカバーできます

掲載判例が多く、あてはめまで載っているものが多いです。

2023年秋に改訂されたばかりです。

 

 

※レビュー(旧版含む)より抜粋↓

ロースクール生の感想です。会社法判例集の頂点。必要十分。

・下級審の判例ももれがない。
会社法は地裁高裁でも重要判例が多いので、この点は高く評価できる。

・収録判例は285件におさえながらも新規判例を18件、削除判例を21件、近年の企業買収防衛策の複雑化にこたえるため5件の新収録判例を加えてある。初版からこの9版まで商法分野の基本判例のセレクトは職人技である。初学者にとって分野別判例集を何冊も小脇に抱えていかなくても基本判例で必要なモノはほぼ網羅されている。判例の最後の方にそれぞれの執筆者の先生のコメントと称する設問があるのだが、これが初学者には結構効くものばかりである。版を重ねるほど人気があるわけだ。じっクリと基礎を固めたい諸兄にお勧めの判例集一冊本である

 

 

 

定番の判例集です。会社法判例百選は解説も良質との定評があります。

 

 

 

※レビューより抜粋↓

・あらゆる法律の試験ではとにかく判例が大切。特に百選に載っている判例は、どこから出題されても文句は言えない。特に会社法は伝統的な最高裁判例以外に最近の下級審裁判例も論文ネタになりやすいので、サクサク潰していくのに役立つ。会社法をマスターするために必要不可欠な一冊。

 

 

初学者や会社法が苦手な人におすすめの判例集

基本的な判例を百選よりも丁寧に説明してくれています。

 

 

※レビュー抜粋

分かりやすいだけでなく、会社法の学習上分かったつもりになりがちなところ(分からないではなく、分かったつもりが学習上一番危険)をやさしく、しっかりほぐしてくれます。会社法をこじらせてしまった方は、ぜひこの本でリハビリして会社法をもう一度勉強してみてください。読後、明らかに会社法学習のモチベーションが変わります!

・百選は独学科目だと取っ付き難いところもありますが(私だけかもしれませんが)、この本はめちゃくちゃ簡潔でわかりやすい!読みやすい!カタカナの判例は現代語に訳してくださっていてありがたい!もうしんどいって時は読み解きポイントと判旨を読むだけでも勉強になりました!
・大学1年の時に出会いたかった本です。ロー生になった今でも何回も読み直しています。買って本当に良かった1冊です

・非常によくまとめられており、会社法で取り上げられている基本的な演習問題をほぼ網羅された内容となっている。また、はしがきに記載されているとおり、法務とは無関係の人にもわかりやすい記述となっている。勿論、内容は一定以上のレベルも確保されている。また、欄外の説明も、ちょっと字が小さいけど、分かりやすく、理解を助けてくれる。色々な基本書を読んで、もやもやしている人や初学者の人は是非購入すべきと思います。久々に、すばらしい書籍に会えてワクワクしています。

・司法試験及び予備試験の論文式試験対策として最も優れた会社法判例集であると思います。なぜなら、学生には最もなじみにくい科目のひとつである会社法判例について、数を絞り、具体的なイメージが湧く形で簡明に解説されているからです。会社法判例集として最も著名な書籍である『会社法判例百選』を利用する前に、又はそれと併用して、利用するとよいと思います。

   

 

 

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

 

他の科目のおすすめの基本書・演習書等は下記記事をご覧ください。

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2023年最新版【厳選】行政法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は行政法のおすすめの教科書・演習書・判例集厳選して紹介します。

行政法は最近、基本書や演習書が充実してきましたので、迷われている方も多いかと思います。

本記事が少しでも参考になれば幸いです(*^-^*)

(※本記事には広告が含まれます)

 

行政法の入門書としてはストゥディアがおすすめです☟

行政法が苦手な方の復習・補強用にもおすすめ!

 

 

2023年3月に第3版が出ました!

※旧版レビュー抜粋

膨大な行政法をこの分量にまとめるだけですごいが、中身は薄くなっていない。必要なことはちゃんと、少し応用的なことも端的に書かれている。これくらいの知識を押さえたら、あとは問題演習で知識を洗練させればかなり戦える。最初の一冊としても理想的な本。

実に平易で、端的です。それでいて知りたかったことが、きちんと書いてある。
例えば、執行停止の申し立てや決定があった場合に、内閣総理大臣が裁判所に異議を述べることができる(行訴27条)という制度がある。最初、「なぜ、こんな制度があるの?」と疑問に思った。私の一冊目のテキストには理由が書かれていなかった。そのあと買った上下2冊の有名基本書には載っていたが、これが私にとっては詳しすぎて分かりにくい。本書は、222ページのコラムに書かれている。やはり平易で、端的に。出会いに感謝する一冊です。これを一冊目にできた人はラッキーだと思う。

ロースクールでの学習に基本書と併せて使用しています。ロースクールで入門書使ってるの?と疑問に思われる方もいると思いますが、本書は、基本行政法等の定番の基本書では説明されていない、あるいは、あまりに端的に記述されているためきちんと理解できない事項についてわかりやすく説明されています。行政法が苦手な方におすすめです。

 

 

行政法教科書として最もおすすめなのは、こちらです↓

 

 

この本の記載を自分の言葉で再現し、事案に即して法令の仕組みを解釈し、あてはめられれば、それで司法試験・予備試験はパスできます。それぐらい受験生フレンドリーな教科書です
・司法試験のために必要かつ十分な知識を身に着けることができると思います。それでいて難解な記述はなく、講義を聞くような感覚でサクサク読むことができますし、試験対策上立ち入らなくてもいい(でも学説上は議論がある)ところは必要最小限の説明にとどめてくれているというのもありがたいです。

・軸となる教科書は何周も回すことになるため、何が書いてあるかよりも何が書いていないか(余分な情報が省かれているか)が重要だと思うのですが、本書は情報の取捨選択が本当にうまいと感じました。
・この本を読みつつ、過去問や、中原先生が共著者となっている事例研究行政法を解き進めていくというのが、今の司法試験・予備試験論文式試験対策の王道なのではないでしょうか。

設例を通じて行政法理論を説明するので、理論の使いどころが頭に入りやすい。判例のキーフレーズなど重要事項が太字なので、いやでも覚えておくべきことが目に飛び込んでくる。個別法の条文が多めに記載されており、六法をめくらずに済むので集中力が途切れない。行政法初学者の自分でも、飽きずに通読できた。学習用テキストとして、評判が良いのもうなずける。

 

 

〇こちらの教科書も定評があり、おすすめです。コンパクトで繰り返し通読するのに最適!

 

※レビューより抜粋↓

行政法の理論が、分かりやすく、かつコンパクトに説明されています。大切な事柄は青色で強調され、見ためにも配慮されています。

・個人的には、数ある行政法の基本書の中で一番読みやすいと思いました。

・本書は、ページ数(文字量)を抑えつつも情報量が確保され(つまり良くまとまっており)、標準的な立場から説明されており、多くの箇所で整理された上手い説明がなされていると感じる。

 

 

行政法演習書として最もおすすめです!

 

 

 

※レビュー(旧版含む)より抜粋↓

・第4版では、全問詳細な解説がなされており、自主学習に使いやすくなっている行政法は事例を読み解くことで理解できる分野であるから、全問解説付きとなったことで、行政法学習により適した書籍となったといえる。

司法試験受験生必携。極めて実践的かつ基本から行政法学べる名著行政法をマスターしたい者はとにかく早いうちからこのテキストを解くべき。

行政法における仕組み解釈を学ぶ上で必読の一冊だと思います。私は、行政法が苦手で、特に根拠法令などを読むのが嫌いでした。しかし、この本を読んだおかげで、根拠法令の読み方なども習得でき、行政法が非常に面白い科目であることを知ることができました
・コラムが充実している点もおすすめです。たとえば、何でもかんでも行政裁量で書けばよいと思っている人は是非本書を読んでください。コラムを読めば今まで勘違いしていた部分などの理解がいっそう深まると思います。

・本書は、それほど難解ではないが基本的なエッセンスが詰まった良質の問題が収録されている。
そして、解説も、司法試験に関わる気鋭の学者が多く、実践的で痒いところに手が届くものとなっている。
・多くの受験生はこれを使うと思うが、逆に言えば使わないのは危険である。試験とは、みんなが
出来るものは絶対に落としてはいけないのが鉄則だからである。
これほど良質な問題を良質な解説付きで出来る本書は、必須レベルのお勧めである。

 

判例を題材とした演習書として、最近刊行された下記の本も超おすすめです。

中原先生ご執筆で、『基本行政法』との相性も抜群です。

 

 

※レビュー抜粋

行政法は通則的な法律がないので、判例が極めて大事だということはご存知でしょう。司法試験では、必ず判例を素材にした問題が出題されます。本書は、判例を素材とした事例問題集です。解答、解説が付いています

判例百選では、事案、判文が短く、学習者にとっては、解説もやや難しく感じる方もいらっしゃるかと思います。しかし、本書の判例に関する記述は事案も分かりやすく、判文も分かりやすく全文記述されています。補足意見、反対意見の解説も含めて書いてあり、判例について「目から鱗」の深い理解ができました。

・事例問題の解説も判例の知識を深めてくれました。本書の帯に書いてある通り、本書は「判例学習を明快な解説で深く、広く、立体的で精緻に発展させて完成させて、事例問題を正確に解く力が身につく。」画期的な本です。

 

〇予備試験の過去問を題材に詳しく解説する演習書として、おすすめです!

2022年10月に第2版が出ました。

 

※初版レビューより抜粋↓

・定評ある演習書をお書きになっている土田先生による予備試験論文式試験行政法の解説書です。
・記述の信用性は抜群ですし、基本的なところを出発点にして説き起こしてくれるので読んでいて迷子になることも一切ありません

・また、過去問のみならず関連する発展的論点を付随的に検討させるという構成も学習的な配慮が行き届いており良いと思います。

それに実戦的な参考答案までついている。「ご高説賜り大変ようございました、でも結局どうやって答案書くのよ」という学者演習書にありがちな(そして致命的な)欠点は本書にはありません。

 

 

行政法判例集としては、下記の2冊がおすすめです。

 

※レビュー(旧版)より抜粋↓

本書は、「ノート」の名に相応しく、繰り返し読むのに最も適した判例集だと思う。刑訴法の判例ノートよりもフォントが大きく、文字が少なく、解説が少なく、判決文の引用は長い。行政法の特性を踏まえた適切な編集だと思う。
・本書の掲載判例数は、ケースブックを超え、百選と同程度であるが、もし「通読」するなら、本書は百選・ケースブックの半分以下の時間・労力で済む。百選のような詳細な解説はなく、ケースブックのような詳細な事実紹介や少数意見の掲載がないからである。

 

 

 

定評のあるケースブック(2022年に第7版が出ました)

※旧版レビューより抜粋↓

判旨を長めに読みたい場合や、百選解説はあまり読まない場合はこちらの方が使いやすい。

・判旨が長いので、最高裁が立てた理屈が見えやすい。

判例のまとめ方も秀逸で、時系列になっているのも使いやすい。判例のインプットとしては十分。

 

 

司法試験の過去問を小説形式で分かりやすく解説してくれている、こちらの2冊もおすすめです(先にⅡの方から読むのもアリです)!

 

→平成18年から25年の司法試験行政法の過去問をわかりやすく解説

※レビュー抜粋

原告・被告の主張反論形式でひじょうに読みやすいことに加えて、誘導へののりかたがとてもうまい点が参考になります。このあたりは学者の先生があまり論じていないため、受験生心理に応えるものだと思います

・勉強になりました。司法試験の行政法を解答するうえで、自信を持った合格者の方の書籍だと思いますが、司法試験の行政法で、求められている水準を知るうえで参考になります。

 

 

平成26年~令和元年司法試験論文試験の解き方を指南。出版社いわく「裁量基準、原告適格など受験生が悩みがちな論点を掘り下げて解説。個別の処分根拠法規だけでなく、憲法や関連法令も含む実質的な処分根拠法規の意味内容を探究し、「仕組み解釈」の技術を会得できる。」

 

※レビュー抜粋

行政法に関する試験問題を小説風に解説しているので難しい専門用語も多いですが意外に内容がわかりやすくて良かったです。挿絵も独特の美しさがあります。

簡潔に方法論がまとまっているためコスパは悪くない。非常に読みやすく、目を通すだけなら2時間程度でよめる。その後、1題2~3時間程度かけて問題を解いていくと良いと思う。本書だけでは演習量が不足するので事例研究等で本書のメソッドに沿って答案を作成すれば良い。優秀なひとは、教科書、判例集、本書でも司法試験に受かってしまうのだと思う。受験生で、行政法が苦手な人はお勧めです。その際はⅠも読むと良いでしょう。

 

 

〇最後に、副読本として、最近出た下記の書籍がおすすめです。

 

 

執筆陣は、伊藤建 =大島義則 =橋本博之と超豪華!

以下、出版社の紹介文です☟

行政法紛争事例の考え方をわかりやすく示し、行政法解釈で用いられる技法を余すところなく解説します。大学・法科大学院の定期試験、公務員試験、予備試験、さらには司法試験まで、これ1冊で行政法の事例問題が「解ける」「書ける」ように、3名の著者が徹底的に議論して3つの「行政法解釈の技法」をまとめました。
 第1章では、実務家の視点から、行政法の事例問題をモデル化して分析する技法(4段階検討プロセス×4つの主要行政紛争モデル)を解説します(行政紛争処理の技法)
 第2章では、高評をいただいた弘文堂スクエアの連載(「行政法を学ぶ」)を再構成して、キーとなる法的仕組みと判例に即して行政法解釈の技法を解説します(主要論点における行政法解釈の技法)
 第3章では、第1章・第2章の技法を用いて、平成23年から令和4年までの予備試験問題を素材に論文起案の技法を解説します(予備試験・論文起案の技法)。単に予備試験問題にとどまらない行政紛争の解決力を身に付けることができます。
 図表を駆使したわかりやすさ・明快さを追求し、事例問題へのアプローチの方法、具体的な問題の考え方・書き方、起案例などを充実させました。理論・実務・教育のすべての面において、行政法の新たな地平を切り拓く内容です。」

 

※レビュー抜粋

どう書くかが分かる。いくら高尚な議論しても、答案に反映できなければ無意味。
無駄なく必要十分な答案に書くべき事項が分かる

 

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

 

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