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2023年最新版【厳選】基本7法のおすすめの入門書

こんにちは、コポローです。

今回は基本7法のおすすめの入門書を厳選して紹介します。

良質な入門書を最初に読むことは、一見遠回りに見えて、非常に効果的な勉強法です。

司法試験でも、全体像(各制度間の関係含む)と基本的な考え方こそが、実は最も大事です!

なお、一通り学習が終わった人でも、良質な入門書を読むことは、学んだ知識がきれいに整理・結合されることになるので、おすすめです(^^♪

 

それでは、以下では、基本7法のおすすめの入門を厳選して紹介します!

 

民法の入門書としては、下記のものが最もおすすめです。

民法は条文数が多く、扱う対象も広いです。まずは全体像を理解するために、入門書を読むことをお勧めします。

また、民法を一通り勉強することは、民法の各分野はもちろん、民訴法、商法・会社法、刑法各論の財産犯など、多くの分野の学習の前提になるので、最優先だと思います

 

 

※レビュー(旧版含む)より抜粋↓

・1冊で民法全体について過不足なく論及されている。

・議論のある問題点や判例については,別途補充する必要があるが,補充したことをこの本に付箋をつける等でまとめていくと,ノート作りをしなくてもいい。試験直前には加工した本を見直せばいいから。

効率よくまとまっていて勉強がはかどります。

・かつて民法をひととおりかじった者でも、2・3度読むことで改正民法を理解できる

・財産法に関しては民法既習者なら2時間あれば、読め、詳細な部分までは記述されていないので、財産法を一気に理解するという点で優れています。

第2版は、親族·相続の大改正を極めて詳細に、しかも非常に分かりやすく解説しています。親族·相続の大改正をこれまで詳しく、かつ、分かりやすく解説された教科書は他にありませ

かなりキレイにまとまっており、初学者でも学べそう。
何度も重要なワードが繰り返されるので自然に復習ができる。

・総則から相続法までがこの一冊にまとまっており、内容的にはコレ+判例百選で司法試験まで行けるのではないかと思われるほどよくまとまっている。民法の一冊本としては圧倒的な完成度とシェアを誇る。

 

 

刑法の入門書は、こちらがおすすめです。

刑法は初学者には特に難しいので、わかりやすい入門書から勉強を始めるのがよいと思います。

 

 

※レビュー抜粋

・学部1年生に最適だと思います。刑法は理論的でとっつきにくいので、まずは本書を通読して、少さ厚めの基本書に当たるのがいいと思います。

・刑法が苦手意識があり、基本から丁寧にやろうと思い購入しました。まだ、最初の方しか読んでませんがこの本は初学者にも、試験を終えてざっと一読復習するのにもいいなと思いました

 

 

憲法の入門書としては、こちらがおすすめです。

 

 

※レビュー抜粋

・やさしい、入門、といったタイトル通り、書き方に大変配慮された構成となっており、好感がもてた。著者の力量を感じた。さすがです。この本で、また、憲法が好きになった。

読みやすい本でした。

・法学に対しての予備知識が十分でないことを前提とした憲法の教養書として、ボリューム過多でもなく薄っぺらくもなくよく出来ていると思います。法学が専攻ではなく大学教養科目や教職課程などで必要に迫られて憲法を学ぶような方々に対しても、憲法に対して興味や関心が持てる内容で、また独習書としても重宝しそうです。

確かに大変読みやすく、具体例も多くてよい。

判例や読書案内が多数掲載しており大変勉強になりました。

 

 

会社法の入門書としては、こちらがおすすめです。

「商法は会社法が9割」ともいえるので、まずは会社法を勉強しましょう!

 

 

※レビュー抜粋

会社法の条文は1000条近くに及び、企業を取り巻く環境の変化に応じて頻繁に法改正が行われる。研究者や実務家が使う基本書は当然ながら分厚く、もちろん通読するようなものではない。これに対し、本書はわずか270頁余りの薄さで会社法の全体を概観し、株主、経営者、会社債権者等の利害を調整しつつ利益追求する現代企業の法体系が把握できるようになっている

・多種多様な会社のニーズに会社法がどのように応えているのかを、随所でコラムを設けて解説しており、学習者の興味をひくように工夫されている。必要な判例も引用してあり、さらなる学習の便も図られている。

他の教科書には見られないですが、問題提起の部分でウケを狙ってる部分もちょくちょくあるので、勉強苦手な人でも、この1冊から始めれば楽しくやれるのではないでしょうか。あとコラムも面白くて、日頃のニュース等見ている時も、役に立ちました。

 

 

行政法の入門書としては、こちらがおすすめです。

 

 

2023年3月に第3版が出ました!

※レビュー(旧版)抜粋

膨大な行政法をこの分量にまとめるだけですごいが、中身は薄くなっていない。必要なことはちゃんと、少し応用的なことも端的に書かれている。これくらいの知識を押さえたら、あとは問題演習で知識を洗練させればかなり戦える。最初の一冊としても理想的な本。

行政法の初学者向けのテキストとして最適でしょう。憲法民法、民訴法(とできれば刑法)を既に学んだ読者であれば、特に難なくすぐ読み終えることができると思います。

ロースクールでの学習に基本書と併せて使用しています。ロースクールで入門書使ってるの?と疑問に思われる方もいると思いますが、本書は、基本行政法等の定番の基本書では説明されていない、あるいは、あまりに端的に記述されているためきちんと理解できない事項についてわかりやすく説明されています。行政法が苦手な方におすすめです

 

 

刑事訴訟法の入門書としては、こちらがおすすめです。

刑事訴訟法は手続の全体像を理解することが重要です。

 

 

※レビュー抜粋

・学界の主流派である東大系の研究者による入門的教科書の決定版。
・あくまで入門的教科書なので、判例や論点の掘下げについては川出・判例講座や古江・事例演習を参照する必要があるが、捜査から再審までの全分野が一通り解説されているのが大変嬉しい。
・その一方で、訴因や伝聞法則などの学習者が躓きがちな部分については、かなりの紙幅を割いて、基礎的な考え方を丁寧に解説している。とくに訴因については、主流派の研究者が入門的教科書を執筆することがこれまではほとんど(もしかすると全く?)なかったと思うので、とても貴重である。
本書の登場により、ついに刑訴法においても、学習段階に応じた優れた教科書が出揃った感がある。初級者は本書を選べば間違いないし、中級者になれば、同じく主流派の手になる川出・判例講座や古江・事例演習へ移行すれば良い。

 

 

民事訴訟法の入門書としては、こちらがおすすめです。

民事訴訟法も最初に手続の全体像を理解することが重要です。

 

2023年3月末に第2版が出ました!

※初版レビュー抜粋

・大学時代にまず、読みたかった!民訴法の基本がコンパクトにまめてある一冊で、とてもよく理解できた。各章の末の確認問題も理解を深めれてよかった。基本を覚えれます。

取り上げる内容にメリハリがついていて、初学者がわかるよう表現等に配慮されているのを読んでいて感じます。学習の節目に簡単な設問もついていて、学習効果を確認できるようになっています。

ぶ厚い和田民訴と比べると、だいぶ薄くなってて良いです。記述にも無駄がない。設問がいっぱいあって、生きた法を学べます。入門書的な本だけに、ばっさり色んな記述をカットしているところは、だいぶ潔いので良いですね。

 

 

民事訴訟法の入門書としては下記のストゥディアシリーズもおすすめです。

こちらも2023年3月末に第3版が出ました。

 

 

※レビュー(旧版含む)抜粋

民事訴訟法の概要をある程度つかむにはこの本で十分。この第3版ではIT関連の改正も反映されている。ただ、他のストゥディアシリーズ(民法総則など)のように図解が多いわけではないので、そのレベルでの分かりやすさはない。他の基本書と比較してもかなりページ数が少ないので通読には便利。

・司法試験受験生です。手続法への苦手意識が少ない方ではありますが、それでもやはり民訴は難解です。学部生の頃にリーガルクエストを教科書として指定されましたが、あの本を初学者がいきなり読むと量が多すぎて途中で嫌になってしまいます。まずは薄い本で概観を掴むというステップを踏んだ上で、リークエ等の基本書を辞書的に利用するというのが良いかと思われます。その意味で、本書は概観を掴むのに最適です。「民訴は意味がわからない」という方(学部生の方やロースクールの未修者の方)に自信を持ってお勧めできる一冊です

   

 

 

 

 

 

今回の記事は以上です。

入門書で一通り学習が終わったら、下記記事も参考に、良質な基本書・演習書等で学習を進めていきましょう!

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