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2023年最新版【厳選】行政法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は行政法のおすすめの教科書・演習書・判例集厳選して紹介します。

行政法は最近、基本書や演習書が充実してきましたので、迷われている方も多いかと思います。

本記事が少しでも参考になれば幸いです(*^-^*)

(※本記事には広告が含まれます)

 

行政法の入門書としてはストゥディアがおすすめです☟

行政法が苦手な方の復習・補強用にもおすすめ!

 

 

2023年3月に第3版が出ました!

※旧版レビュー抜粋

膨大な行政法をこの分量にまとめるだけですごいが、中身は薄くなっていない。必要なことはちゃんと、少し応用的なことも端的に書かれている。これくらいの知識を押さえたら、あとは問題演習で知識を洗練させればかなり戦える。最初の一冊としても理想的な本。

実に平易で、端的です。それでいて知りたかったことが、きちんと書いてある。
例えば、執行停止の申し立てや決定があった場合に、内閣総理大臣が裁判所に異議を述べることができる(行訴27条)という制度がある。最初、「なぜ、こんな制度があるの?」と疑問に思った。私の一冊目のテキストには理由が書かれていなかった。そのあと買った上下2冊の有名基本書には載っていたが、これが私にとっては詳しすぎて分かりにくい。本書は、222ページのコラムに書かれている。やはり平易で、端的に。出会いに感謝する一冊です。これを一冊目にできた人はラッキーだと思う。

ロースクールでの学習に基本書と併せて使用しています。ロースクールで入門書使ってるの?と疑問に思われる方もいると思いますが、本書は、基本行政法等の定番の基本書では説明されていない、あるいは、あまりに端的に記述されているためきちんと理解できない事項についてわかりやすく説明されています。行政法が苦手な方におすすめです。

 

 

行政法教科書として最もおすすめなのは、こちらです↓

 

 

この本の記載を自分の言葉で再現し、事案に即して法令の仕組みを解釈し、あてはめられれば、それで司法試験・予備試験はパスできます。それぐらい受験生フレンドリーな教科書です
・司法試験のために必要かつ十分な知識を身に着けることができると思います。それでいて難解な記述はなく、講義を聞くような感覚でサクサク読むことができますし、試験対策上立ち入らなくてもいい(でも学説上は議論がある)ところは必要最小限の説明にとどめてくれているというのもありがたいです。

・軸となる教科書は何周も回すことになるため、何が書いてあるかよりも何が書いていないか(余分な情報が省かれているか)が重要だと思うのですが、本書は情報の取捨選択が本当にうまいと感じました。
・この本を読みつつ、過去問や、中原先生が共著者となっている事例研究行政法を解き進めていくというのが、今の司法試験・予備試験論文式試験対策の王道なのではないでしょうか。

設例を通じて行政法理論を説明するので、理論の使いどころが頭に入りやすい。判例のキーフレーズなど重要事項が太字なので、いやでも覚えておくべきことが目に飛び込んでくる。個別法の条文が多めに記載されており、六法をめくらずに済むので集中力が途切れない。行政法初学者の自分でも、飽きずに通読できた。学習用テキストとして、評判が良いのもうなずける。

 

 

〇こちらの教科書も定評があり、おすすめです。コンパクトで繰り返し通読するのに最適!

 

※レビューより抜粋↓

行政法の理論が、分かりやすく、かつコンパクトに説明されています。大切な事柄は青色で強調され、見ためにも配慮されています。

・個人的には、数ある行政法の基本書の中で一番読みやすいと思いました。

・本書は、ページ数(文字量)を抑えつつも情報量が確保され(つまり良くまとまっており)、標準的な立場から説明されており、多くの箇所で整理された上手い説明がなされていると感じる。

 

 

行政法演習書として最もおすすめです!

 

 

 

※レビュー(旧版含む)より抜粋↓

・第4版では、全問詳細な解説がなされており、自主学習に使いやすくなっている行政法は事例を読み解くことで理解できる分野であるから、全問解説付きとなったことで、行政法学習により適した書籍となったといえる。

司法試験受験生必携。極めて実践的かつ基本から行政法学べる名著行政法をマスターしたい者はとにかく早いうちからこのテキストを解くべき。

行政法における仕組み解釈を学ぶ上で必読の一冊だと思います。私は、行政法が苦手で、特に根拠法令などを読むのが嫌いでした。しかし、この本を読んだおかげで、根拠法令の読み方なども習得でき、行政法が非常に面白い科目であることを知ることができました
・コラムが充実している点もおすすめです。たとえば、何でもかんでも行政裁量で書けばよいと思っている人は是非本書を読んでください。コラムを読めば今まで勘違いしていた部分などの理解がいっそう深まると思います。

・本書は、それほど難解ではないが基本的なエッセンスが詰まった良質の問題が収録されている。
そして、解説も、司法試験に関わる気鋭の学者が多く、実践的で痒いところに手が届くものとなっている。
・多くの受験生はこれを使うと思うが、逆に言えば使わないのは危険である。試験とは、みんなが
出来るものは絶対に落としてはいけないのが鉄則だからである。
これほど良質な問題を良質な解説付きで出来る本書は、必須レベルのお勧めである。

 

判例を題材とした演習書として、最近刊行された下記の本も超おすすめです。

中原先生ご執筆で、『基本行政法』との相性も抜群です。

 

 

※レビュー抜粋

行政法は通則的な法律がないので、判例が極めて大事だということはご存知でしょう。司法試験では、必ず判例を素材にした問題が出題されます。本書は、判例を素材とした事例問題集です。解答、解説が付いています

判例百選では、事案、判文が短く、学習者にとっては、解説もやや難しく感じる方もいらっしゃるかと思います。しかし、本書の判例に関する記述は事案も分かりやすく、判文も分かりやすく全文記述されています。補足意見、反対意見の解説も含めて書いてあり、判例について「目から鱗」の深い理解ができました。

・事例問題の解説も判例の知識を深めてくれました。本書の帯に書いてある通り、本書は「判例学習を明快な解説で深く、広く、立体的で精緻に発展させて完成させて、事例問題を正確に解く力が身につく。」画期的な本です。

 

〇予備試験の過去問を題材に詳しく解説する演習書として、おすすめです!

2022年10月に第2版が出ました。

 

※初版レビューより抜粋↓

・定評ある演習書をお書きになっている土田先生による予備試験論文式試験行政法の解説書です。
・記述の信用性は抜群ですし、基本的なところを出発点にして説き起こしてくれるので読んでいて迷子になることも一切ありません

・また、過去問のみならず関連する発展的論点を付随的に検討させるという構成も学習的な配慮が行き届いており良いと思います。

それに実戦的な参考答案までついている。「ご高説賜り大変ようございました、でも結局どうやって答案書くのよ」という学者演習書にありがちな(そして致命的な)欠点は本書にはありません。

 

 

行政法判例集としては、下記の2冊がおすすめです。

 

※レビュー(旧版)より抜粋↓

本書は、「ノート」の名に相応しく、繰り返し読むのに最も適した判例集だと思う。刑訴法の判例ノートよりもフォントが大きく、文字が少なく、解説が少なく、判決文の引用は長い。行政法の特性を踏まえた適切な編集だと思う。
・本書の掲載判例数は、ケースブックを超え、百選と同程度であるが、もし「通読」するなら、本書は百選・ケースブックの半分以下の時間・労力で済む。百選のような詳細な解説はなく、ケースブックのような詳細な事実紹介や少数意見の掲載がないからである。

 

 

 

定評のあるケースブック(2022年に第7版が出ました)

※旧版レビューより抜粋↓

判旨を長めに読みたい場合や、百選解説はあまり読まない場合はこちらの方が使いやすい。

・判旨が長いので、最高裁が立てた理屈が見えやすい。

判例のまとめ方も秀逸で、時系列になっているのも使いやすい。判例のインプットとしては十分。

 

 

司法試験の過去問を小説形式で分かりやすく解説してくれている、こちらの2冊もおすすめです(先にⅡの方から読むのもアリです)!

 

→平成18年から25年の司法試験行政法の過去問をわかりやすく解説

※レビュー抜粋

原告・被告の主張反論形式でひじょうに読みやすいことに加えて、誘導へののりかたがとてもうまい点が参考になります。このあたりは学者の先生があまり論じていないため、受験生心理に応えるものだと思います

・勉強になりました。司法試験の行政法を解答するうえで、自信を持った合格者の方の書籍だと思いますが、司法試験の行政法で、求められている水準を知るうえで参考になります。

 

 

平成26年~令和元年司法試験論文試験の解き方を指南。出版社いわく「裁量基準、原告適格など受験生が悩みがちな論点を掘り下げて解説。個別の処分根拠法規だけでなく、憲法や関連法令も含む実質的な処分根拠法規の意味内容を探究し、「仕組み解釈」の技術を会得できる。」

 

※レビュー抜粋

行政法に関する試験問題を小説風に解説しているので難しい専門用語も多いですが意外に内容がわかりやすくて良かったです。挿絵も独特の美しさがあります。

簡潔に方法論がまとまっているためコスパは悪くない。非常に読みやすく、目を通すだけなら2時間程度でよめる。その後、1題2~3時間程度かけて問題を解いていくと良いと思う。本書だけでは演習量が不足するので事例研究等で本書のメソッドに沿って答案を作成すれば良い。優秀なひとは、教科書、判例集、本書でも司法試験に受かってしまうのだと思う。受験生で、行政法が苦手な人はお勧めです。その際はⅠも読むと良いでしょう。

 

 

〇最後に、副読本として、最近出た下記の書籍がおすすめです。

 

 

執筆陣は、伊藤建 =大島義則 =橋本博之と超豪華!

以下、出版社の紹介文です☟

行政法紛争事例の考え方をわかりやすく示し、行政法解釈で用いられる技法を余すところなく解説します。大学・法科大学院の定期試験、公務員試験、予備試験、さらには司法試験まで、これ1冊で行政法の事例問題が「解ける」「書ける」ように、3名の著者が徹底的に議論して3つの「行政法解釈の技法」をまとめました。
 第1章では、実務家の視点から、行政法の事例問題をモデル化して分析する技法(4段階検討プロセス×4つの主要行政紛争モデル)を解説します(行政紛争処理の技法)
 第2章では、高評をいただいた弘文堂スクエアの連載(「行政法を学ぶ」)を再構成して、キーとなる法的仕組みと判例に即して行政法解釈の技法を解説します(主要論点における行政法解釈の技法)
 第3章では、第1章・第2章の技法を用いて、平成23年から令和4年までの予備試験問題を素材に論文起案の技法を解説します(予備試験・論文起案の技法)。単に予備試験問題にとどまらない行政紛争の解決力を身に付けることができます。
 図表を駆使したわかりやすさ・明快さを追求し、事例問題へのアプローチの方法、具体的な問題の考え方・書き方、起案例などを充実させました。理論・実務・教育のすべての面において、行政法の新たな地平を切り拓く内容です。」

 

※レビュー抜粋

どう書くかが分かる。いくら高尚な議論しても、答案に反映できなければ無意味。
無駄なく必要十分な答案に書くべき事項が分かる

 

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

 

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