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2023年最新版【厳選】労働法のおすすめの基本書・演習書・判例集

こんにちは、コポローです。

今回は労働法のおすすめの教科書・演習書・判例集厳選して紹介します。

労働法は判例が重要なので、判例教材も複数紹介しています。

何か1つでも参考になれば幸いです(*^-^*)

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〇最もおすすめの教科書です。わかりやすく、通読用に最適。

 

 

※レビュー(旧版含む)抜粋

とてもわかりやすく、読んでいて苦ではありません。無味乾燥になりやすい法律書ですが、例題では、面白くしようと固有名詞にひねりがあったりと工夫もされております。

・改訂も2年に一度ほど重ねられているので信頼性も高いです。初学者から相当の実力者までカバーした良書です。

この本の良い点 ①簡潔にまとめている 判例・多数説と自説その他少数説を明確に区分。

・菅野、荒木、土田氏の労働法基本書もあるが、簡潔にまとめ効率よく勉強するという意味で言えば本書に軍配。

 

 

〇こちらの教科書もコンパクトでわかりやすくおすすめです!

 

 

安定のリーガルクエストシリーズ。一流の先生方による共著で、安心して読めます。

   

 

 

 

辞書的なテキストとして、下記2冊のいずれかを持っておくと便利です(実務に出てからも重宝します)。

①菅野『労働法』

 

 

※レビュー抜粋

・労働法について調べたいときはやっぱり菅野先生の書籍に当たります。いつも、何かしら参考になる情報が載っており、辞書のように常に傍に置いています。

 

 

 

②水町『詳解 労働法』

※レビュー(旧版含む)抜粋

・菅野労働法もよいが労働法をしっかり学びたい人にとって有用だと思います。ただ、分厚いので持ち運びは難しいと思います。

大事な事、大事な判断基準を繰り返し繰り返し丁寧に説明してくれています。理由付けがきちんとしています。法律体系書のお手本と言えます。

 

判例集については、判例百選が定評があり、おすすめです。

 

2022年に第10版が出たばかりです。百選はKindle版も便利です。

※レビュー抜粋

・司法試験などで、浅く広く重要判例・重要論点を押さえるうえでは必読の書。

 

 

〇労働法は押さえるべき重要判例が多いので、こちらの判例集もおすすめです!

 

 

掲載判例数が百選よりも多く、一流の教授(大内伸哉先生)が単独で解説を書かれています! 2022年に第7版が出たばかりです。

※レビュー(旧版含む)抜粋

判例百選より判例・裁判例が多く、事案と判旨が簡潔で使いやすい。解説もそのまま論文試験で使えそうな文で、常に携行したい判例集

判例が1ページごとに記載されており、非常に読みやすいです。重要なところは太字で記載されており、要点をかいつまんで読みたい時にも重宝します。

・百選シリーズは重苦しくてちょっと…、という方にオススメです。事件の判旨・解説共に簡潔にまとまっていて労働法の初心者に最適だと思います。

・本書は判例解説ではありますが、解説の冒頭で重要な語句の定義が説明されているので、初学者の方でも読みやすくなっています。そして、解説の中で他の判例にも言及されており、本書だけで判例理論は十分に学ぶことができると思います。

 

 

演習書は下記の本が非常におすすめです。

 

 

※レビュー(旧版含む)抜粋

・事例→事例のポイント→参考答案→その他の論点という構成で、労働法の主要な論点を抑えてある演習書です。
参考答案は、訴訟物、要件の提示、問題提起、規範、あてはめがしっかり書かれた読みやすいもので、まさにお手本という感じです。分量もこれなら時間内に書けるという印象です。
・事例の難易度は、司法試験よりも少し簡単というぐらいでしょうか。試験の直前に簡単に全体をまわせそうな感じです。

・司法試験には必要十分、マスターすれば修習でも十分通用する議論ができます。

・問題集としては非常に完成度が高く、オススメできる本だと言えます。

労働法の問題集としては、最適だと思います。事案も程よく長く、規範とあてはめも解説で挙げられているので、この問題集で答案構成すれば、司法試験に十分対応できると思います。

 

 

〇その他おすすめの副読本として、下記のものがあります。一通り学習が終わり、予備試験や司法試験対策を始める段階から、受験直前まで役立ちます!

 

 

 

※本書は下記の4部構成です。
第1部 合格答案作成ガイド
個別的労働関係法、集団的労働関係法、それぞれの分野の問題についてどのように答案を書いたらよいのか、合格答案作成ガイドを掲載しています。過去問を利用して具体的に書かれています。

第2部 趣旨・規範ハンドブック
個別的労働関係法、集団的労働関係法の各分野に分けて、重要条文の趣旨・要件・効果、重要概念の意義等、重要論点についての規範と理由についてまとめています。また、司法試験で過去に出題された項目についてはその出題年度が掲載されています。

第3部 司法試験論文全過去問(H18~R3)・合格者再現答案
新司法試験となった平成18年から直近の令和3年まで、16年分32問の司法試験論文式全過去問について、問題文・出題趣旨・採点実感・論点・合格者の再現答案1通・答案講評を掲載しています。再現答案は、試験委員会からの得点と順位も掲載しているので大変参考になります。司法試験においては過去問学習が重要なため、本書でもこの第3部にもっともページ数を割いています

第4部 論点表
個別的労働関係法、集団的労働関係法、それぞれの分野についての論点の一覧表です。第2部同様、過去16年分の司法試験で出題された論点についてはその出題年度が掲載されており、どこがよく出題されているかがわかります。労働法全体を体系的に見渡すことができます。

 

※レビュー抜粋

端的に論点がまとまっており、ほとんどが通説・判例に従っているため、まとめ用として使いやすくまとまっている。
もっとも、論点や説明書きが箇条書きで、いわゆる教科書ではなく、論点表的な使い方となっている。独学で勉強する場合、他に判例集や教科書となるわかりやすい本が必須。
確かに過去問もすべて網羅されており、上位答案と出題の趣旨等も記載されているため、これで問題演習などもできる作りにはなっている。ただ完全な答案は載っていないので、合格レベルはわかるだろうが、すっきりはしない。本当の意味で1冊では完結しないが、まとまっている本。

 

   

 

 

 

今回の記事は以上です。

本記事は随時更新していく予定です。

それではまた!

 

基本7法のおすすめの基本書などについては下記記事をご覧ください。

 

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