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【保存版】ロースクールでの勉強の仕方(私の実践例)

こんにちは、コポローです。

今回は、ロースクールでの勉強方法のモデルを、私の実体験も踏まえて作りましたので、紹介させていただきます。

 

もちろん、あくまで1つのモデルですので、各自の事情に合わせて、どんどんカスタマイズしてみてください(^^♪

 

 

勉強場所は、図書館または自習室

勉強環境は極めて大事です。勉強環境を固定すると、脳は「この場所は勉強する場所だ」と認識し、集中しやすくなります。

一か所に固定する必要はないですが、いくつか固定の勉強場所を作りましょう!!

・特に、自習室や図書館は、勉強を妨げる物が少なく、周りも勉強しているので、集中して勉強できます

・もちろん、自宅のほうが集中できる人は、自宅中心でも構いません

・なお、大学や図書館へは、徒歩や自転車などで行くと、健康・メンタル・脳に良いです

 

 

時間配分の重要性

1日24時間は全員に平等です。この時間をどう割り振るかが極めて大切です。

つまり、時間の優先順位を考えることが決定的に重要です。

おすすめは、①固定の時間を決め、②最重要である授業の復習時間を確保し、③空いた時間で効率的に予習する、④時間が余れば期末試験に向けた勉強というものです。

 

学期中は「授業の復習+予習+期末試験勉強を頑張ることこそが、司法試験に向けた勉強につながる」と考え、司法試験に向けた勉強を別途行うことはありませんでした(というか、そこまでの時間的余裕もなかった)。

 

司法試験や予備試験を直接的な目的とした勉強は、長期休暇や、授業が減る3年次後期以降に行っていました(*^-^*)

在学中受験だと3年次後期は使えないので、長期休暇の過ごし方が重要になりますね。

 

 

 

①固定の時間

・授業時間は授業に出る。

・規則正しい生活が、心身の健康やストレス軽減にも良いです。生活リズムをなるべく一定にしましょう。

・私は、朝食(起床後すぐ)・昼食(12時)・夕食(18時)の時間や、帰宅時間・入浴時間等は大体固定していました。

・睡眠時間は、7時間は取るようにしましょう(私は12時までに就寝、7時半起床でした)。

・6時間睡眠では脳疲労の80%しか取れず、6時間睡眠が数日続くと、徹夜したのと同程度の脳パフォーマンスになるとの実験結果があります。

 

下記記事でも書いている通り、睡眠は最重要です。

 

kaishaho.hatenablog.jp

 

 

 

②復習について

ロースクールでは授業の復習が大切です。

・復習方法は人それぞれだと思いますが、私は、授業をレコーダーで録音し、授業後なるべくすぐに書き起こしていました。(私は、学部の頃から、授業は録音し、ノートに書き起こしていました。)

すぐに復習する理由は、①科学的に直後の復習が最も効果が高いこと、および②後回しにすると、結局復習する時間がなくなってしまいかねないこと(重要なことから先にやった方がよいこと)です。

 

 

 

 

 

 

授業録音のうち特に勉強になるものは、登下校中や家事の間に聞き流していました。

反復によって記憶はより定着します。

 

 

※なお、オリンパスのレコーダーが使いやすく、コスパ的にもよかったです。

今でも打ち合わせやセミナー等の際に、使っています。

 

 

 

③予習について

・予習は、復習が終わった後にやるようにしていました。

・その結果、平日の授業後よりも、週末にやることが多かったです。

予習の方法としては、①まずは自分で考える、②分からなければ参考文献を読む、③それでも分からなければ、先輩ノートや友人からの情報も駆使する、という形をとっていました。

まずは「自分で考える」ことが大事です(試験本番での思考力が身につきます)。

しかし、長時間考えてばかりいても仕方ないので、ある程度考えて分からなければ、参考文献→先輩ノート等の順で、参照していました。

 

 

 

④期末試験の勉強について

ロースクールの成績は、期末試験の成績で、ほぼほぼ決まります。平常点は、それほど大きくありません。このため、予習を頑張ることは、コスパ的にも良くありません。

・期末試験は基本的に授業で扱った内容から出題されます。

・ですので、①で述べた授業の復習こそが、最も効果的な試験勉強となります。

・そのうえで、期末試験が近づいてきたら、再度気合を入れて、復習をしていきましょう(普段の復習がしっかりできていれば、授業ノートを見直すだけでほとんど十分です)。

・期末試験の1か月前から、早めに、期末試験を意識したアウトプットの勉強をしていくことも大切です。(予習は徐々に上手く手を抜いていきましょう!!) 

 

・例えば、期末試験の過去問が公開されている場合は、解いてみるのも良いでしょう。さらに、優秀答案が公開されている場合、良い点をどんどん盗みましょう!!

 

・ひとつ重要なポイントとして、授業では、事例問題を扱う場合であっても、小問が多数設定してあります(会社法事例演習教材など)が、期末試験・司法試験では小問(による誘導)はそれほどありません

ですので、期末試験・司法試験では、事例に即して、自分で論ずべき論点を見出し、論理的に答案構成し、わかりやすく論述していく必要があります。

期末試験に向けては、その点を意識して、アウトプットの練習をしていくとよいでしょう(たとえば、会社法事例演習教材の事例問題を1つの論述問題ととらえて、答案を書いてみるなど)。

 

・試験直前期は、規則正しい生活で、心身のコンディションをしっかり整えておきましょう!!パフォーマンスは「能力」×「コンディション」で決まります。

一流のスポーツ選手でも、コンディションが悪ければ、良い成果を出せません。直前期になるほど、能力の変動よりも、コンディションの変動の方が重要です。

 

 

おわりに

ロースクール生活は、控えめに言ってかなり大変ですので、体調とメンタルヘルスを大切にしながら、「自分のペースで」根気強く勉強を続けていきましょう!

 

 

 

今回の記事は以上です。

本記事が少しでもみなさんの参考になれば幸いです(*^-^*)

それではまた!

 

 

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