こんにちは、コポローです。
今回は知的財産法のおすすめの教科書・演習書・判例集を厳選して紹介します。
知的財産法は、基本書などが充実しており、どれが良いか迷う人も多いかと思います。
本記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
(※本記事には広告が含まれます)
〇最初に読む入門書としては、下記の2冊のいずれかが、おすすめです。
いずれも、全体像や基本的な考え方がよく分かります!
2022年3月に第3版が出ました。
※レビュー(旧版含む)抜粋
・初学者向けに書かれています。されど、内容は十分だと思います。これを理解してから、次のステップへ進むことになります。
・特許法と著作権法の概略を知るのに良い。コンパクトなテキストだが、重要な最高裁判例も適宜触れられている。標準的なテキストを読む前に、これで地ならししておくイメージで一読。2冊目にスムーズに進めそう。
入門 知的財産法〔第3版〕
著者一人の宮脇先生は令和6年度司法試験考査委員です。
2023年に第3版が出ました。
※レビュー(旧版)抜粋
・学部の講義が始まる前に読むことを推奨されていたので購入。初学者にもわかりやすくなるよう括弧書きで補足が多くされており読んでいて飽きない。サクッと基本的な知識を入れたい人にオススメです。自分が生活の中で接するものの見方がガラッと変わり、「あれなんだっけな」と何回も見直してます。
〇より詳しい基本書としては、こちらがお勧めです。
2023年に第2版が出ました!※レビュー(旧版)抜粋
・分量を抑えつつ、必要なことは書かれていて好感度が高い。ところどころに著者の自説も展開されているが、その量は少なく、邪魔になるようなものではない。このあたりは他のリーガルクエスト シリーズを読んだことのある人なら想定できる内容だろう。
〇特許法と著作権法で分冊された、こちらの基本書もおすすめです!
それぞれ450頁超・350頁超もあり、もはや「入門」ではない (;^_^A
著者の島並先生と上野先生は令和6年司法試験考査委員です!
※レビュー抜粋☟
特許の勉強は、複雑な化学的な要素や工学的な要素を含むことが多いように感じます。これに対して、本書では、詳しく適度に易しい事例でよく理解できるように説明されていた。 とても分かりやすいです。 また、本書と同じシリーズの著作権法の本と構成が近く、著作権法の本と同時に勉強することでより著作権、特許の理解が深まると思います。
〇おそらく最も使っている人の多い基本書はこちらです。
書名のとおり「標準的な」内容で、改訂も重ねられており、安心して使えます。
単著のため、統一感があるのも良い点です。
〇判例集については、判例百選が定評があり、非常におすすめです。
※現状、他に良い判例集がないので、百選は必須でしょう。
〇演習書は下記のものが、非常におすすめです。
現状、他に良い演習書がないので、こちらも必須だと思います!
※レビュー(旧版含む)抜粋
・基本書などで知的財産法の基本を身に付けた人がその事案への適用の仕方を学ぶのに有用な演習書で、司法試験受験生であれば必読。
・問題・解説のクオリティが高く、司法試験に直結する良書だと思います。教授と学生の対話形式の解説が読みづらいのがすこし問題かとは思いますが、内容的にはどれも非常に勉強になります。
・他の演習ノートシリーズの例に漏れず参考答案が付されています。
・司法試験科目として知的財産法を選択するのならば、マストな演習本だろう。
・特許法と著作権法+αを網羅しており、非常に使い勝手のいい一冊だ。
・現在知的財産法の実用的な演習本はおそらくこの一冊しか存在せず、受験生は全員購入しているので、相対評価で負けないためにも必ず購入すべきだろう。
〇ひと通り学習が終わった後の副読本として、下記のものもおすすめです。
※司法試験の過去問・合格答案、論点表等が掲載されており、便利です。司法試験直前まで使えます。
今回の記事は以上です。
本記事は随時更新していく予定です(^^♪
それではまた!
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